ホテルから太平洋を望む。1月28日(土)も快晴の撮影日和。
撮影に出掛ける前に、駅から5分もかからないところにある幸町公園(さいわいちょうこうえん)に出掛けました。
太陽の光で、積もった雪の表面がキラキラしている。
見た目通りに写るかどうかは自信が無かったものの取りあえずシャッターを押してみました。結果はご覧の通り。
目的はこの保存蒸気機関車。C58 106。1954(昭和29)年8月にはお召列車も牽いた機関車とのことで、今から51年前の1972(昭和47)年、鉄道100年記念としてこの地に保存されました。
タブレットキャッチャーもちゃんと残されています。これの現役時代を知るのは、恐らくは私の世代以上ではないでしょうか。
1938(昭和14)年生まれで、その現役時代は33年半。この地で余生を暮らす年月の方が長くなってしまいました。
その機関車の横には枕木とレールもあります。
それにしてもSL冬の湿原号は撮影しても、この公園に足を運ぶ人は少ないようです。もっとも足を運ぼうにもそもそも知られていないのが実情でしょう。私も今回の旅で地元の方に教えらるまで、全く知りませんでした。
密閉式の運転台。その歴史はC58から始まりました。
さてSL冬の湿原号の撮影に出掛ける時間が迫ってきました。これでC58 106ともお別れです。