稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

6029&3526の回送を撮るはずが、今日は反省日記。その代わり、シドニーの絶景フェリー旅。

今日、2024(令和6)年10月1日は、1964(昭和39)年10月1日の新幹線開業から数えて60周年の記念すべき日。

このブログでも何か書こうかと思ってみたものの、新幹線は私の人生の節目節目での思い出はあっても、あまりに個人的すぎて、ここで公開するには相応しくないと思い、通常運行をするとことしました。

でもいつか機会があればそれを紹介できる日が来るのかも知れません。

さて2024年4月16日(月)。この日は、メイトランドからニューサウスウェールズ鉄道博物館(NSW Rail Museum)に戻る列車を撮ろうと思い、撮影地を航空写真で探したのですが、、、。

Transport Heritage NSWのウェブサイトに、主要駅の通過時刻も出ていたので、それを目安にと思い、、、。

ただ前日、ニューカッスルからシドニーまでの乗車の間、結構景色を見ていたのですが、歩き鉄で動ける範囲では、なかなかこれという場所が見つけられず。またシドニーからあまり遠くにも行きたくないし、そもそも南下する列車は逆光です。

ホテルの部屋から見えるセントラル駅の時計塔。

セントラル(チャルマースストリート)/Central(Chalmers Street)電停。

セントラル駅の側壁にある鉄道の歴史。

L2系統、サーキュラーキー(Circular Quay)行きに乗車。

09:24にサーキュラーキー電停に到着。

ここから船に乗るのですが、乗船場というよりは、どこかの鉄道駅の改札口。目的地は鉄道で行ける場所ではあるものの、船着き場が近いことが分かったので、滅多に出来ない経験として、船に乗ることにしました。

この日、撮ろうと思ったのは、折角大都会シドニーの街を縦断するので、都会らしいワンシーン。

高層ビルに向かって走る蒸気機関車。ここでは後ろ打ちになるのですが、それを承知でここを最終的に撮影地としました。(この電車は、こちらに向かっていますが、狙いの列車は逆方向に走ります)。

直前を通過した貨物列車で最終確認。

そして撮影できたのはメドウバンク(Meadowbank)駅を通過する6029のこの一枚だけ。

実はこの後、狙ったカットで構えたのですが、俯瞰ではないので、機関車がいるかどうかもさることながら、何が走っているかすらさっぱり分からない。ただの屋根の連続。私の発想力の足りなさが露呈。シャッターを押すのを諦めました。

そしてこの場所では駄目だと悟り、3526は別の場所で撮るべく、空中写真とにらめっこしつつ移動。

一応、目星を付けた場所で3526を待つこと小一時間。6029は若干の遅れはあったものの、それでも想定の範囲内の時間で通過したこともあり、ひょっとすると3526の通るルートが私の推理と異なっているかもと動き出して数分後、目の前を3526が通過し撃沈。

まあそんなこともありますと反省。海外では、2時間遅れの列車を何の情報も無い中で待ち続けたことがありますが、今回、遅れても10分程度に慣れてきていたのも敗因でした。

さて気を取り直して、メドウバンク(Meadowbank)駅までの足取り。シドニーの船旅は快適です。

乗船したのは、分かりにくいかもとは思いますが、左側に停泊中の船。

右側のタラップを使っての乗り込み。

09:37発のF3系統パラマッタリバー(Parramatta River)線、シドニーオリンピックパーク(Sydney Olympic Park)行き。


船内はがらがら。通勤時間から外れていたからでしょうね。

それにしてもこの航路、絶景の連続。

こんな風景の中に乗船場あり。サーキュラーキーを出航。

オペラハウスが美しい。

ハーバーブリッジをアンダーパス。

とても気持ちが良い船旅。

名古屋の姉妹都市とはとても思えない偉容。

途中で結構な数の乗船場に寄ります。目的地はメドウバンク(Meadowbank)。サーキュラーキーからは53分。

名古屋港は商業港で大型貨物船が目立ちますが、シドニーのこのエリアは貨物船が入ってこないからでしょうか、静かな佇まい。

住宅街を行くトラムに乗っている気分。

間もなくメドウバンク。この橋はメイトランドとの往復で渡っています。

手前に人道橋があるため、鉄道橋を渡る列車は、この位置からはほぼ分かりません。一方、橋の向こう側に行けば、そこからは橋を渡る列車がよく見えるはずです。(航空写真で確認)

乗って来た船。かっこいいです。

シドニーに行かれる機会がありましたら、この定期航路の乗船はお勧めです。

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