念願叶ってのサンライズ出雲の旅。
11号車に乗り込みます。
サンライズツイン。
シングルデラックス。
小学校3年生よりもフットワークが軽い70歳。
普段は撮らない記念撮影。
人生初のA寝台。
海外では同等の一等寝台の乗車経験がありますが、日本ではこれまで乗車のチャンスに恵まれませんでした。
※トワイライトエクスプレス、北斗星、カシオペアと、一言で言えば、狙いの日の10時打ちに負け続けた結果です。
小学校3年生が寝る部屋。
その部屋からの見る景色。
笑顔が一番。
鉄友が無事手にしたシャワーカード。
シャワーカード販売機は、そうそうに「売切れ」。
投入金額のところが「SALE」になっていたので「?」と思ったら、
直ぐに「End」が表示され、納得。
シングルデラックスのアメニティ。(ここに写っているものの大部分は、この後鉄友のリュックの中に移動しています)
その中に、シングルデラックス専用のシャワーカードがあります。実はサンライズ瀬戸、出雲のシングルデラックスには専用のシャワーブースがあり、そこで使えるようになっています。
私がシングルデラックスを希望した最大の理由は、一人でゆったりA寝台で(ほぼ12時間を)過ごしたいと思っていたことによりますが、万が一、シャワーカード争奪戦に鉄友が負けても、これが担保されるので、その対策も一つの理由でした。
一人で寝るだけならB寝台のシングルもしくはソロでも良いのですが、今回は別でした。
ところでなぜサンライズ出雲?シャワーカード?
*鉄友がよく見ているYouTubeに、交通系YouTuberのコンテンツがあります。その中で彼が東京駅からサンライズ出雲に乗って出雲に出かける回があり、それを見て以来、一緒に行こうと私を誘うようになりました。
サンライズ瀬戸ではなく、サンライズ出雲なのは、交通系YouTuberの旅を自ら体感したいというのが彼の希望(それゆえ285系に乗れれば良いのでは無く、サンライズ出雲の一択)で、なおかつ東京発であって出雲市からの乗車は不可。
又その動画の中でシャワーカードを購入し、手元に残すシシーンがあったので、シャワーカードの購入は、今回の旅のメインイベントと言っても過言では無い状況だったのです。
以前「こども鉄道博士選手権」という中京テレビで放送した番組のクイズ監修をしたことがあり、その際に参加の子供達と色々話をしたのですが、それは10年以上前のことなので、今回、小鉄と呼ばれる世代の様変わりを改めて感じました。YouTube(動画)で鉄道を楽しむという小学生は、当時いませんでした。
さて出発時間が近づいてきた頃、ホームから窓をたたく人あり。
何事と思ったら、旅行会社のKさん。仕事帰りにわざわざ見送りに来てくれました。こうして貴重な家族写真が手元に残ることになりました。
見送られての夜行列車。人の情に心が熱くなります。
今日のタイトルに「旅立ち」という言葉が浮かんだのは、この出会いがもたらしてくれたものと感謝しています。
自分が乗る列車の発車シーン。得がたい一瞬です。