松虫電停の、昭和レトロ感あふれる佇まいに心魅せられ、時間いっぱいまでここで粘ることにしました。
天候が晴れだったら、どんな光が当っているのだろうと想像しながらの1枚。方角的にはきれいな順光のはず。
阪堺電気軌道堺トラム1001形電車。
数回シャッターを押しましたが、これが一番しっくり来た1枚。松虫電停の低い屋根が何とも不思議な印象。
到着した711号は、私の人生でも、かなりレアな超混雑。学生で満員で、乗車口(後ろの扉)のステップの下段に足を乗せるのが精一杯。ICカードをリーダーにタッチしようと思っても、そこまで手が届かない。車内はどうかと言えば、空間が少し見える。何故?かと思ったら、終点の天王寺駅前電停では、前の扉だけではなく、後ろの扉からも下車できるのです。それもあってか乗車口周辺だけが異常に混んでいる理由が納得できました。
天王寺駅前。降りる人あらば乗る人あり。久しぶりの阪堺電車ですが、そう言えば以前に天王寺駅前を使ったのはいつだろう?思い出せない。
恵美須町からは何度か乗っているのですが…。
乗車券。複数の路線を通過した時、経由の記載について、結構興味があります。
個人的には大阪環状線が、東側のルートか西側のルートの記載があったら面白いのにと、つまらないことを考えていました。
乗車したひかり号で見かけた公衆電話が設置されていた証。その内に、ここに何があったのかを知る人が少数派になっていくのでしょう。