2022年1月4日のリニア・鉄道館。
C57139。
1969年(昭和44年)9月30日、関西本線を走った最後の蒸気機関車牽引の定期旅客列車はこの機関車が牽きました。
こちらは2011年のリニア・鉄道館開館時の模様。
こちらが現在のC57139号機の展示。
後ろ側から見ると分かるのですが、かつては無かった給水設備があります。
2021年1月30日の「リニア・鉄道館」のツイッターによれば「この給水柱は、西部鉄道管理局山田機関庫(のちの旧伊勢車両区)に明治40年9月に設置されたものです。」とのこと。
どこかから持ってきたものではなく、元々収蔵庫で保管されていたものの活用で、1907年の設備と1940年製造のC57139号機との出会いはひょっとするとそのその昔にもあったのかも知れませんが、C57139号機は名古屋機関区に配属だったので、可能性は低いでしょう。
ただC57自体は参宮線を走っており、もしもこの給水中が戦後まで使われていたとしたら、この風景はかつての再現とも言えそうです。