昨日に続き、今日も本の紹介。
「関西人はなぜ阪急を別格だと思うのか」(著者/伊原薫 発売/2020年8月19日 交通新聞社新書145(株式会社交通新聞社))
生粋の関西人である伊原薫さんの阪急愛が炸裂している一冊。
ただ(鉄道に拘る)マニアックな内容ではなく、創業からの阪急の歴史を紐解きつつ、大阪における「阪急」というブランドを、とことん解明した内容となっています。
阪急沿線で暮らしている伊原さんならではの視点もあるのですが、「偏愛」とはなっておらず、何故か共感を覚えてしまう展開が小気味よいです。
ところで本の紹介は本当に難しいです。ネタバレにならないのが前提ですが、あまりに抽象的ですとどんな本なのかがさっぱり分かりません。当面試行錯誤をしながら時々トライしようと考えています。