4月12日(金)の鉄活は、蒸気機関車牽引列車が運転されている保存鉄道のジグザグ鉄道(Zig Zag Railway)。
ホテルで、宿泊料に込み込みとなっているマフィンと果物で朝食を済ませ、朝8時、いざ出発。
シドニー・セントラル駅前。高架線を行くのがL1系統で、左を行くのがL2、L3系統。
この荘厳な建物がセントラル駅。
この写真で、丁度2階部分のベランダ風の部分にL1系統のセントラル(グランドコンコース)(Central Grand Concourse)電停があり、L2、L3系統の電車と同時の写真が撮れないかと粘ったものの上手くいかず。
そもそもここで車の入っていない写真を取ることが難しい。などと言い訳がましく早々に撤退。
如何にも海外の駅のコンコース。
ヨーロッパの主要駅との違いは、オパールカードの自動改札機があり、タッチすること。
なおXPT(Express Passenger Trainの略)と呼ばれるオパールカードでは乗れない長距離列車などへの乗車は、ちゃんと別に改札が用意されていました。
一方、日本で見られる近距離(短区間)の紙の乗車券は全く意識していなかったのですが、見た記憶がありません。
これから乗るのは08:48発のリスゴー(Lithgow)駅行き。
インターシティー/都市間鉄道網(Intercity Trains Network)ブルーマウンテンズ線(Blue Mountains Line)の電車です。
日本風に言えば、東京発の東海道本線の列車でしょうか?
リスゴー(Lithgow)到着は11:17。2時間半ほどののんびり乗り鉄です。
セントラル駅を出てすぐ、何と蒸気機関車の牽く列車とすれ違い。
翌4月13日(土)、14日(日)の2日間、乗ったり、撮ったりする予定の機関車と客車で、この日は日ごろ拠点としている「NSW(ニューサウスウェールズ)鉄道博物館」から、イベントの行われるハンター線(HUN Hunter Line )メイトランド(Maitland)駅への回送。
実は「Transport Heritage NSW」というウェブサイトに、この列車の主な駅の通過時刻が公開されており、セントラル駅を出てから、どこかですれ違うかもと待っていました。その割に写真は今一つですね。
機関車もさることながら、客車も魅力的。
時折現れるオーストラリアの街並み。
広大な美しい風景。
一大観光地である世界遺産ブルーマウンテンズ(Blue Mountains)への下車駅、カトゥーンバ(Katoomba)駅を過ぎると車内はほぼ貸し切り。
私の乗っている電車は通過しますが、これから乗車するジグザグ鉄道と、このブルーマウンテンズ線との接続駅であるジグザグ(Zig Zag)駅が近くなり、ジグザグ鉄道の橋が見えてきました。
リスゴー(Lithgow)駅に到着。
ここからはタクシーでジグザグ鉄道(Zig Zag Railway)の起点/クラレンス(Clarence)駅を目指します。
ところでこの時、私はリスゴー(Lithgow)駅の写真を撮っていません。それどころか駅周辺を何も見ていません。
何故なら帰りに撮ればよいと思っていたからなのですが、帰路は想定外のジグザグ(Zig Zag)駅からセントラル行きの電車に乗っており、リスゴー(Lithgow)駅に戻ることはありませんでした、その理由はまた後日。
※リスゴー(Lithgow)駅にタクシーがあることは駅の情報に出ており、なおかつリスゴー(Lithgow)の町にタクシー会社があることもネットで確認していました。
※ただ電車の到着時に、駅前にタクシーが待っているかどうかの確証はなく、まずはその確認を急ぎました。
※そしてタクシーがいないことが分かり、駅の窓口で相談しようとしたら、正に窓口に申し出れば呼んでもらえることが分かったのでお願いし、大して待つこともなく来たタクシーに乗り込み、クラレンス駅に向かったのです。
(そもそも)
シドニーから公共交通機関(鉄道)でジグザグ鉄道を目指す場合、ネットで調べたところ、「ボトムポイント(ジグザグ駅隣接のジグザグ鉄道の駅)からクラレンス(Clarence)への往復の予約は、 2024 年 2 月 25 日以降の日付については一時的に停止されています。(Bookings for Bottom Points to Clarence, Return have been temporarily suspended for dates beyond 25th Feb 2024. )」となっていました。
実はこのジグザグ鉄道の乗車は2度目で、最初に来たのは2010年9月17日。その時は、蒸気機関車牽引の列車ではなく、ディーゼルカーでしたので、それが今回の訪問に繋がったのですが、ただその時はボトムポイント駅(=ジグザグ駅)発着でした。