グラナダからバルセロナへは飛行機移動。
VLG(ブエリング航空)はバルセロナを拠点とするLCC。
機内預け荷物は楽勝の範囲内。13.8キロは旅行日数を考えると軽い方かな。
国際線も飛ぶ空港ですが、ボーディング・ブリッジが見当たらない。
LCCなのでタラップでの搭乗自体はよくあること。
私たちは後方座席なので、後ろのタラップから搭乗。でも前方は行列なのに、後方はガラガラ。理由は不明。
出発直前でもこの余裕です。
LCCなので特段のサービスはありませんが、アテンダントさん達はフレンドリーな感じで好印象。
バルセロナ空港到着。
スペインのフラッグ・キャリアであるイベリア航空の傘下とあって、LCCの発着する第2ターミナルではなく、フルサービスキャリアが発着する第1ターミナルに到着。
モンセラット登山鉄道(Tren cremallera de Montserrat)モニストロル・ヴィラ駅(Monistrol-Vila)。
ここからモンセラット登山鉄道に乗車し、カタルーニャの聖地と呼ばれるモンセラット修道院を目指します。
まずはラック式の急勾配を登っていく電車を撮影。
それから駅前に展示してあったかつての車両達を見学。
今は電車が往復するモンセラット登山鉄道ですが、この蒸気機関車時代に訪れてみたかったと思う人は多いはず。
※1957年に廃止され、現在の登山鉄道は2003年開業とのことでした。
駅構内に入れたのは乗車の5分ほど前。
16:15発の電車に乗ります。
駅を出てほんの数分で、既に結構な高さまで登っています。
絶景が広がり始めました。
途中で交換する電車が見え始めました。何が水平かが分からない。
ところで私たちが乗り込んだモニストロル・ヴィラ駅はこの鉄道の起点ではありません。(赤い○の場所)
起点は山麓のモニストロル・デ・モンセラット駅(Monistrol de Montserrat)(緑の○の場所)で、バルセロナからの交通機関であるカタルーニャ鉄道と接続する駅です。
そしてモニストロル・デ・モンセラット駅と終点のモンセラット駅(モンセラット修道院 Montserrat Monestir)間は5.238km。モニストロル・デ・モンセラット駅(標高152m)とモントセラト駅(標高700)の間の標高差は約550 メートルにも達し、全区間の内、約4キロをラック式鉄道で登っていきます。所要時間はモニストロル・ヴィラ駅~モンセラット駅間で13分となっています。
※参考資料:「Tren cremallera de Montserrat」公式サイト
先ほどすれ違った電車が遙か彼方下を下っていきます。
モンセラット駅。
ところでモンセラット登山鉄道に接続するケーブルカーもあったのですが、私たちの観光コースには入っておらず、詳細は不明で、ネットでの検索もしていません。