このブログで、2022年6月20日に紹介しました名古屋市交通局の特別サイト『「名古屋市営交通100年祭」> 市営交通のあゆみ番外編 >大イベントと交通網』の続編がアップされました。
今回のテーマは「駅を彩るパブリックアート」。
https://100th.kotsu.city.nagoya.jp/history/column/detail02/
この中でも書いているのですが、名古屋市営地下鉄の駅ナカにあるアート群は、日本の鉄道事業者の中では有数の数の多さを誇っています。ただ残念ながら市民に浸透しているかというとそうとも言えず、私としては忸怩(じくじ)たる思いがあったのですが、やっとそれを皆さんに伝える機会を持たせて頂きました。
そこで今回、こちらのブログでは、「市営交通のあゆみ番外編」は紹介出来なかったアートの中から私のお気に入りを紹介します。
桜通線・鶴舞線御器所駅/「都市(まち)の楽しさ」(藪野健・板屋リュク)
名古屋市営地下鉄のパブリックアートは、壁画ということもあって、どれも大作となっています。この作品も高さ2メートル30センチ、横19.80メートルで、横は桜通線・鶴舞線の電車でほぼ1両分です。
フランスの駅をモチーフにしたと思われる一シーン。
かと思えば名古屋の町。
ところで今回書いた原稿の元となる「パブリックアート」の基準ですが、公益財団法人 日本交通文化協会さんの「パブリックアート」で紹介されている内容を参考にしています。
それを私なりに纏め直し、
1)アートとして成立している
2)タイトル(もしくはテーマ)がある
3)作家の存在(法人も可)
4)作家が委嘱され、もしくは自発的に作ったもの
5)独立した設置スペース
としていますが、実際のところは原稿を書く上で、何かの基準が必要なので考えたものであって、この条件にはまらなくても私が「アートだなあ」と思っている作品はあります。
これは御器所駅の改札口にある「何か」なのですが、これもアートに入ると思ったりしています。