●海外旅行保険
最近参加したツアーでは、ツアーキャンセル保険の案内があったりします。その場合、私は必ず入っています。
実は私、8年ほど前になりますが、旅行出発前日に体調を崩し、病院の救急外来のお世話になり、個人手配の旅行を取りやめたことがあります。
航空券のキャンセル料は確か30%だったと記憶していますが、直前過ぎてホテルや現地手配のツアーが100%課金となりました。(キャンセル不可のホテルの予約もありました)
また昨年は、9月に旅行にでかける予定でしたが、7月に足の指を骨折、手術をしました。術後の経過が順調でしたので、結果行くことは出来たのですが、十分気を遣っていて、分かっていてもやってしまうのが高齢者(担当医談)であることを改めて認識した次第です。
以上、たまに聞かれるツアーキャンセル保険の件でした。
ケニアのeTAのコピー。ケニア国内では持っていることを義務づけられています。
最初に見たとき、こんな風景を見てみたいものだと真剣に思いましたし、これだけでも旅気分が盛り上がりました。
乗継ぎ利用が多いからでしょうか、エミレーツ航空(東京・成田発)では「Baggage claim card」がありました。
私にとっては初の経験。
通称ゲロ袋(エチケット袋/Air Sickness Bag)。私の知人にこれを集めている方がおり、その方と知り合って以降、初めて利用する航空会社のエチケット袋は必ず持ち帰っています。
色々なコレクターさんがいて世の中、面白いですね。
今回も使うことのなかったトイレットペーパー。海外旅行に出掛ける際には、必ず持ち歩いています。(3~4回分)
最近は、トイレ事情の良いところにしか出掛けていないので、使う機会がありませんが、まあお守りお代わりです。
あと、写真は撮っていませんが、割り箸も必需品です。
(人との出会い)
ところで、今回のケニアツアーで、一番印象に残った方。
ゴミ拾い仙人こと吉川充秀(よしかわ・みつひで)さん。
群馬県太田市にある企業の創業者で、現在は会長をされています。
当初は何者?と思ったのですが、ゴミ拾いは社長の時代から始め、今は国内、国外を問わず(観光)旅行中でも続けているとのこと。こうしたことをされている方がいることに驚き。
とっても自然体で、彼にとってゴミ拾いは“道楽”?
実は私も地元でゴミ拾いをしています。
学区公民会(町内会)の活動に参加しており、1か月に1~2回のペースです。
因みに、ここに写っている傘は持ち主不明で、この時点ではゴミです。
地下鉄の駅の近くですので、圧倒的に吸い殻が多く、次に空き缶。そして食べ物の袋でしょうか?
始めた当初は「何だかなあ」とか思っていましたが、最近はほぼ無の境地で、朝の8時頃に廻るときは、行き交う人に「おはようございます」と声を掛けつつしています。
中学生はまず返事があります。時に先に「おはようございます」と声を掛けられることもあります。そんな時は一日、気分が良くなります。(単純な私です)
※ゴミ袋は可燃ですが、この袋1つを持ち歩き、ゴミ拾い終了後に分別しています。
ただそれが出来るのは、この学区名の入ったベストと、居住する区のシンボルマーク入りの帽子を被っているからこそ。
それらの無い、ただゴミ袋を持って歩いている高齢男性から声を掛けられたら、ちょっとドキッとしますよね。でも地元のボランティアであることを認識できる格好をしていれば、挨拶されるハードルは下がると思ってやっています。
吉川さんはゴミ拾いの本も出されています。書かれている内容は、ゴミ拾い人としての私も共感するところ多々あり。
今はどこの空の元でゴミ拾いをされているのでしょうか?
(最後に)
私は、ずーっと前からここケニアに来たいと思っていたわけではありません。
きっかけは昨年1月に出掛けた南極。
人の手が入っていない場所で、動物たちが人間におびえることなく、堂々と生きている姿に出会ったこと。
食物連鎖の中で、厳しい生存競争も目の当たりにしました。
もっともその南極は、世界の国々の協力があってこその動物たちの“楽園”。
一方で、南極以外で、同様の場所はどこかにあるのだろうかと調べたら、それがケニアとタンザニアでした。
(南アフリカのサファリは行ったことがあるので除いています)
最終的にケニアに出掛けることを決めたのは、8月が私にとって動きやすかったからですが、このケニアの大自然は私を裏切りませんでした。
もっともこうした動物達は、人の手でその“楽園”が維持されていると言えます。
レンジャーと密猟者の戦いは今も続いていると聞いています。動物たちとの出会いがいつまでも続くことを願わずにはいられません。
(視点)
アフリカの大自然は、多種多様な動物たちの存在が私たちを惹きつけますが、それはサバンナという(密林ではない)見通しのきく場所であることが一つの要因と思います。
日本であればまずサバンナのような場所はありませんし、多くの動物たちが暮らす場所は森林の中です。そんなことも考えながらの一週間。
ところでアンボセリ国立公園もマサイマラ国立保護区でも道路は全て未舗装。
あえての未舗装だとすれば、道路も大自然の一部であり、素敵な選択と思いました。