稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

ゴールデンウィークは半世紀ぶりの尾小屋鉄道(4)尾小屋鉱山マインロードでトロッコ体験。

新緑の風景の中をバスは走る。

尾小屋鉱山に到着。

正面の建物は尾小屋鉄道の車両を展示している「ポッポ汽車展示館」。

まず向かったのはマインロード内の鉱山列車(トロッコ)運行。

マインロードとは坑道のことで、かつての坑道をトロッコが走っていた様子を再現し、それを体験出来るものです。

「マインロード内トロッコ運行」

かつて鉱山の坑道内では、鉱石を運搬するためにトロッコが走っていました。

令和5年(2023)、なつかしの尾小屋鉄道の皆さんのご協力により、尾小屋マインロード内に線路が敷設され、トロッコが運行できるようになりました。トロッコは、電気機関車(=バッテリーカー)が箱型の鉱車(=人が乗れるように改造)を引いてマインロード入口から「切羽」の間を往復します。

「尾小屋鉱山イベントデー」の1プログラムとして、「マインロード内トロッコ運行」を行います。

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2024年04月08日更新『小松市ホーム> 各課から探す> 尾小屋鉱山資料館> マインロード内トロッコ運行』からの転載です。

このマインロード自体は、普段公開されているものの、このトロッコは特別なイベントデーにしか運行されないのです。

ただ尾小屋鉱山資料館の開館中ならいつでも中に入れるこのマインロード、イベントデーの開催日は安全確保のため12:00~13:00にしか入ることが出来ません。

わずか120メートルのトロッコ体験ですが、とても貴重な体験。

49年前の尾小屋鉄道訪問は、あくまでも「尾小屋鉄道」に乗ることが目的で、そもそもその鉄道が生まれた理由である「尾小屋鉱山」に思いを馳せることはありませんでした。

さて12時からの歩いての坑道見学。

要所要所に往時の鉱山の様子が再現されています。

先ほど私たちが乗ったトロッコが展示されています。(トロッコが運転されない通常の公開時は、ここに置かれているそうです)

その運転区間は正面の先が入口で、ここが終点です。(左側の線路)

なお坑道は、私の背中の方向にもう少し続いています。

そしてこの写真では分かり難いですが、トロッコの先にまっすぐ進む線路があります。(ポイントはありません)

この線路が向かう先では…。

切羽(きりは)=鉱石の採掘現場。そしてトロッコへの積み込み。

イベントデーのマインロードは、どうしてもトロッコ体験に目が向きがちですが、坑道を歩くことも私はお勧めします。というか是非、ご覧頂きたい。

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