【カッパドキア(Kapadokya)】
自然と信仰が生んだ世界に一つの奇観。
見渡す限りに広がる奇妙な形の岩、岩、岩…。アナトリア高原中央部、南北約50kmにわたってさまざまな見どころが点在するカッパドキアは、トルコ屈指の観光スポットとして絶大な人気を集めています。世界に類を見ない奇岩群は、火山の噴火により堆積した凝灰岩や溶岩層が長い年月をかけて浸食されてできたもの。エセンテペにある「3姉妹の岩」、パシャバーの「妖精の煙突」、デヴレントの「らくだ岩」は、絵はがきなどでもおなじみの風景です。
4~11世紀にかけて敬虔なキリスト教徒が造った岩窟教会が集まるギョレメの谷には、30以上の教会がギョレメ博物館として保存・公開されており、内部の鮮やかなフレスコ画が見事。要塞のあったウチヒサールは、岩をくり抜いた住居が密集し、SF映画に登場してもおかしくない奇観。頂上からは360度のパノラマが見渡せ、まるで違う星に舞い降りたような錯覚を覚えます。
夕日を浴びて燃えるように輝くローズバレーも必見。バラ色に波打つ奇岩はじーんと胸を打つ美しさです。アヴァノスの陶器工房やユルギュップの絨毯工場、ワイナリーなど、伝統工芸品や特産物にも見どころは多く、1日ですべて見て回るのは不可能。できれば名物の洞窟ホテルに泊まり、2~3日かけて不思議の世界にどっぷり浸ってみたいもの。
(阪急交通社 世界遺産ウェブサイトから転載)
2024年9月23日。カッパドキアのレストランで昼食。この日も少し遅めの時間。
レストランは階段を下った洞窟の中。
真ん中の空間はベリーダンスのショーが行われる場所。道理で天井に照明がセットされています。
たっぷりの野菜サラダがあります。
たまにはワイン。
メインは魚。日本人の口に合うと思います。
レストランを一歩出るとそこは「鳩の谷(Güvercinlik Vadisi)」。
ともかくこの風景が私達の「カッパドキア」の第一歩となりました。
バスの駐車場で、露天のお土産屋さんを出していた女性。
ナザールボンジュウ(Nazar Boncugu)という目玉のお守りの編み物の部分は、この方の手造りということで購入。
災いが降りかかると、この目玉たちが身代わりとなって割れるそうです。
大きさの違いはありますが、バスの運転手さんの頭の直ぐ上にもナザールボンジュウはありました。
デヴレントの谷(Devrent Vadisi)にある世界遺産カッパドキアを代表する奇岩、ラクダ岩(Deve Peri Bacası)。
上手く名前を付けたものですね。
参考までに駐車場。こんな感じ。観光バスが一杯。
この写真のテーマは「野良ちゃんとラクダ岩」。
三姉妹の岩(Üç Güzeller)。
この写真のテーマは「野良ちゃんと三姉妹」。
世界でここだけの風景の連続。
息をのむとはこの風景のこと。