●森林鉄道とは…森林鉄道(しんりんてつどう)とは、森林から生産される木材を搬出するために設けられた産業用鉄道である。日本の場合、急峻な山岳地形に対応するため、軌間が狭くカーブの曲率も高い線形が特徴である。山間奥部に集落や飯場が存在するため客扱いを行った路線も存在する。(参照:Wikipedia)
木曽森林鉄道は、国鉄中央本線上松駅を中心に、木曽谷に毛細血管のように張り巡らされた鉄道網で、木材だけではなく、住民や生活物資なども運んでいました。
私が木曽森林鉄道に乗るべく木曽谷に向かったのは1974(昭和49)年9月のこと。木曽森林鉄道の幹線/王滝森林鉄道が廃止になる前年の秋でした。
改めてこうして見ると懐かしいですね。
王滝森林鉄道の廃止が発表されてから、多くの観光客が訪れるようになり、それ以前の木曽谷の日常とはかなり異なった光景の日々が続いていました。
更に奥の支線に入っていく列車。乗客は地元の方のみと聞きました。
生活物資の運搬。
国鉄上松駅を目指し、滝越駅を出発した列車。
この時、私は滝越駅近くの民宿で一泊しており、翌日下山しました。
(主な駅というか私の記憶にある駅)上松~桟~田島~松原~大鹿~滝越~本谷