2月17日開催の名古屋パノラマ倶楽部の例会に参加されたNさん。
年末年始に作られた作品を見せていただきました。
これはぱっと見、屋根だけですが…。
正面から見れば松本電鉄の新島々駅。Nさんの完全オリジナル。様々な案内表示は、写真を切って貼っただけと本人は簡単におっしゃていましたが、一番小さい部品、1ミリ、2ミリと言った極小単位。
今思えばここに定規を置いて撮影するべきでした。
明治村の市電も作ったそうです。組立キットとのことですが、そもそも私には、Nゲージ車両をキットとは言え、組み立てることは出来ません。
かなり前にそんな無謀なことをやりかけて挫折したことがあります。
そしてこちらは明治村の蒸気機関車と客車たち。やはりキットで販売されていたものを組み立て、更にオリジナルに近づけるため、改造をしているそうです。
連結器は一般的なNゲージでは使われることがない、何とねじ式。こうした部品があることが驚き。
そしてこの連結器で繋がった車両たちが走るその姿はあまりにけなげで可愛らしく、思わず見惚れてしまいました。
更に言えば、この2つの客車の車輪の形状は、明治村の客車がちゃんと再現されています。と言っても何の事か分かりませんね。実は私も分かりませんでした。
右の車両は「松葉スポーク車輪」で、左の車両は「スポーク車輪」だそうです。
この2つの違いについては、
中日新聞>達人に訊け!>伊藤博康のテツな“ひろやす”の鉄道小咄
(2017年4月21日更新)「明治村の鉄道3…蒸機列車の客車にも注目を」
にて分かり易く解説されています。そちらを是非、お読み下さい。
模型を通じて、鉄道車両の特徴を認識。まだまだ勉強が足りません。