1月17日(水)の午後はフランダース湾(Flanders Bay)(65°02’S 63°20’W)。
悪天候ということもありますが、大洋のまっただ中に来た気分。上空には鳥が一羽。
船が向かう先にいるのはザトウクジラ。時間は夕方の4時過ぎ。
目の前にその姿を現しました。
ここフランダース湾はクジラやアザラシと出会える可能性が高い場所とのことでしたが、よもやの遭遇。
ここに写っているだけで3頭。
それぞれがそれぞれの動きで私たちの目を惹きつけます。
そう言えば自然世界を扱う雑誌の写真で、クジラとその上空を飛ぶ鳥たちの写真を見た記憶がありますが、正にその世界。
(多分)ミナミオオフルマカモメ。
尾からしたたる水が何とも雄大な儀式の始まりに見えます。
南極に来て、南極の動物たちの光景を見て、一番感動したのがこの海上に立ち上がった尾の姿。そしてこれがさざ波さえ立てずに海に吸い込まれる姿。
尾の内側は何故かタイミングが合わず、あまり上手く撮影できませんでした。
願わくば、この尾が海上に全て出ていたら…。
クルージングの途中から撮影を止め、クジラたちの行動を楽しむことにしました。周りを見たら他にも同じような方達、