稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

鹿島鉄道保存車輌見学と廃線巡りの旅(4)鉾田(ほこた)駅保存会。

昨日紹介した旧坂戸駅の近くにある鉾田市の温浴施設「ほっとパーク鉾田」。

そこには2007(平成19)年に廃止された鹿島鉄道の車両が2両保存され、定期的にその車内が公開されています。

公開日の詳細は鉾田駅保存会(検索:鉾田駅保存会)のウェブサイトでご確認いただきますようお願いします。

右側がキハ601、そして左側がKRー505。

※それぞれの車両の詳細は、ネットなどでお調べください。

晴れていれば桜を背景にした美しい姿を紹介できたと思いますが、こればかりはしょうが無いですね。

ちょっとだけ無駄な抵抗。

KRー505の車内。保存会の方達の手により、車内は現役時代をそのままに美しくその姿を留めています。

参考までに、正面の運転台の前では、プラレールが走っています。

1両だけの保存でも結構大変な保守管理ですが、それが2両とは、会の皆さんの鹿島鉄道に対する愛情の深さを感じます。

キハ601の車内。1936(昭和11)年製造の車両で、数度に渡り改造されていることから、このシートも多分、どこかの時代に交換されているものと思われます。が、座り心地は正に昭和。スプリングの感触がお尻に伝わってきました。

昭和の気動車の運転台。

濃いブルーに塗られているパターンは私の中では初見の気がします。

鉾田駅の看板がありますが、元々この場所に鉾田駅があったわけではありません。

鹿島鉄道が廃止されるにあたり、安住の地を求めてこの場所に線路を敷き、車両を運び込んだと聞きました。

私が鹿島鉄道に乗ったのは1980(昭和55)年7月12日。この写真はその時のもので現役時代の鉾田駅です。

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