1月26日。最初の撮影地は美深と音威子府の間の場所。個人の好みでしょうが、この画角が私のお気に入り。
ところでこの日のラッセル車の撮影は、名寄から稚内に向けて北上する列車。
朝起きた時、「前日の夜、稚内に向かう排雪列車が運転されなかった」ので、この日は撮影できないかも知れませんと伝えられていました。ところが朝7時、ラッセル車が名寄駅を出発したという情報は飛び込んできて、慌てて私たちは出発することとなりました。
宿の下を北上する列車を目視しました。
朝、名寄駅を出発することは稀にあるそうで、それでも年に1~2回程度ではないかとはガイドさんの弁。
ただどこで撮影していても必ず撮影者がおられ、ネット時代の情報伝達には舌を巻くばかりです。
ここからは迫力シリーズ。まず1発目。
この場所ではこの後、ラッセル車が掻いた雪をしっかりかぶりました。線路際で撮影しているわけではありませんが、結構雪は飛ばされます。もっとも想定の範囲内ではありましたので、シャッターを押したら、すぐに線路に背を向けています。
「これで終われる」と思った瞬間。
3年目の至福の時間。
でもラッセル車は、私たちに撮影されるために走っているのではありません。あとに残るこの2本の線路を重みがあることは忘れてはなりません。
この写真で2日間の撮影行は終わりましたが、今このブログを書きながら先の「これで終われる」は撤回しておこうと思います。もう一度行きたい。新たな決意。