大井川鐵道での最後の訪問地、田野口駅。
列車が来なくなって久しいのですが、この駅はそれを微塵も感じさせません。
ローカル線の1面1線のホーム。
地元の方を中心に、このレトロで郷愁を呼ぶ駅舎を愛する方達が、ボランティアで整備されています。(田野口駅 花の会)
2019年9月14日の田野口駅にて。
私の知人が、この駅のボランティアに参加しており、その縁で田野口駅に来ました。
ホームにあったコスモスの花々。
これもボランティアの方達の手で整備されたモノ。
ホーム側から駅舎を臨む。
因みに私の知人は、今もここに通っています。
この日は私たちのツアーのために、駅舎内が公開されました。
ヘッドマークがこの駅で保存されているとは初めて知りました。
切符売り場。
公開日には、こうした入鋏(にゅうきょう)体験もできるそうです。
私が気に入ったのはこのだるまストーブ。
冬の寒さが想像出来ます。
余談ですが、この緑十字の看板は、新作とのこと。田野口駅は地味に進化中です。
ボランティアグループの代表、鈴木さんとの記念写真。ご案内いただきありがとうございました。
ところで先日、この大井川鐵道の全線復旧を目指す方針が、静岡県や地元市町などで確認されました。やっと端緒(たんしょ)についたとは言えそうですが、実務的には全てがこれからでしょう。せめて希望の灯が見えてきたと言える日が来るのを願うばかりです。
私は大井川鐵道を応援しています。
※田野口駅におけるボランティアの活動日、また公開については月に1回程度とのことですが、毎月第*の*曜日と言ったような定期開催ではないとのことです。