稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

氷見線で撮り鉄。

雨晴駅~越中国分駅間。

531Dの戻り、530Dが姿を見せました。(雨晴駅発09:38)

少し前から立山連峰はその輪郭を曖昧にぼかしており、何とも残念な結果ですが、そもそも天気予報は晴れではなく、これでもよく見えているレベルと達観することにしました。

もう少し見通しが良ければ午前中は粘っても良かったのですが、これにて撮影は終了。

533D、雨晴駅10:04発に乗り、氷見駅を目指します。

雨晴駅は委託駅で駅員さんがいます。乗車券はこの車内券タイプが発行されました。

氷見駅には10:12着。

氷見駅前のパブリックアート。「越中式定置網漁発祥のまち 氷見」との銘がありました。

一度は乗ってみたい観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール~べるもんた~」。週末運転なので、私のスケジュールが合いません。

キハ40 2135で高岡駅方面に戻ります。

氷見駅10:22発の532D。

この写真を見る限り絶景を見ながら旅を楽しんでいるように見えますが、単行ということもあって観光客を中心に混んでおり、特に雨晴駅を出てからは立っている乗客も多数。

氷見駅から乗車した(日本人に見える)インバウンド客と、雨晴駅で乗車した日本人の高齢者グループが荷物を網棚にあげるなどして席を融通しあっていたのですが、日本人グループは終始日本語で話をしており、インバウンド客がよくぞ対応出来たと思った次第。

因みに私の前に据わっていた方もインバウンド客。コロナ禍前からそうした傾向があることは感じていましたが、それは今や本物です。

ところで帰路はそんな感じだったのですが、往路はだいぶ状況が異なっており、高岡市内での乗降が多く、プラス高岡市と氷見市を結ぶ郊外鉄道といった印象を受けました。

あいの風とやま鉄道に移管されるもう一方の城端線は、平日に2本の城端駅⇒富山駅の直通列車があり、氷見線とは若干ポジションが違うのかも知れません。が、両線ともあいの風とやま鉄道との一体運営は、富山県の公共交通の在り方から見ても理に適っているという印象を持ちました。

実はこの日、富山駅から高岡駅への移動時(530M 糸魚川駅発金沢駅行き)に、小杉駅で、1326D城端駅発富山駅行きと行き違ったのですが、その列車は乗客が結構多く、電化区間を走る気動車ではあるものの、その去就は注目に値すると思っています。

話は変わって氷見線は海沿いを走ります。そのためか津波対応の案内がドア付近にありました。

平易な表現となっており、緊急時でも冷静に対応出来るようにとの工夫は感じ取れました。

余談ですが、高岡市伏木エリアで、大量の名古屋市営バスの廃車体を見ました。

日本総合リサイクルという会社で、鉄道やバスなどの大型車両の解体とリサイクルを行っています。

鉄道ファン、バスファンのほんの一部の方には知られた存在ですが、車両としての生涯を終える場所に目を向けることが、ほんの瞬間ではありますが、やっと出来ました。

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