姫路市の手柄山中央公園にかつてこの地を走っていたモノレールの車両が保存されてることは知っていました。
ただなかなか訪問する機会がなく、ずるずると令和の時代になっていました。
その手柄山中央公園では、1966(昭和41)年4月3日から6月5日まで「姫路大博覧会」が開催されました。そしてそれに合わせ、その来場者の足として、1966(昭和41)年5月17日、姫路駅~手柄山駅間 (1.6 km) で開業したのがこの姫路モノレールです。
このジオラマで今、正にモノレールが入ろうとしている建物が、かつての手柄山駅で、その駅はそのまま現在の「手柄山交流ステーション モノレール展示室」となっています。
モノレールの線路は当時のまま残され、そして使われています。
保存、公開されているのは知っていたものの、往時の施設をそのままとはイメージしていませんでした。
白い丸で囲ったところが、姫路駅方面から来たモノレールの入り口。
建物の入り口のガラスに、モノレールの構造の図解があります。
駅舎内からの風景。
駅は1面1線の通過式となっており、営業列車はホームで折り返していましたが、車庫は同じ建物にもう1本の線路が敷かれ、そこで洗車、留置されていたそうです。
この写真で少し説明。建物内から出てきた線路があり、そこにポイントを設置。そこから建物内に折り返して入る構造となっていたそうです。