こどもたちにも愛されている高千穂あまてらす鉄道。
これからここ高千穂の地を離れるのですが、熊本方面ではなく、延岡まで廃線となった高千穂鉄道に沿って走る宮崎交通の定期バスに乗ります。
高千穂バスセンターに到着。
最初に宮崎交通のウェブサイトで、「バイパス」「旧道」がピンと来ていませんでした。
バイパス経由は所要1時間20分。
旧道経由は所要1時間37分。
結構差があります。
ところでここには記載が無かったのですが、前日に私が乗ってきた特急たかちほ号(高千穂バスセンター発12:34、延岡駅着13:29)が見当たりません。どうやら予約不可区間で空席が無い場合は乗車できないとあったので、それで記載が無かったのかもしれません。ただ前日、そのバスに乗車するお客さんはいました。
(参考)
国鉄高千穂線/高千穂駅⇒延岡駅の列車の所要時間…ざっくり1時間30分。(1978年10月)
高千穂鉄道では最速1時間14分。(2003年9月20日)
駅ネコならぬBCネコ。
人懐っこく、これからバスに乗る方に甘えていました。
が、私には…。
この日、宮崎交通のバスに乗るのに使ったのは、アプリ限定で発売されていた1日乗り放題乗車券、800円。
なお高千穂バスセンター~延岡駅間は片道1,880円。
期間限定なおかつ発売数限定で、今は発売されていません。今回の旅の下調べで見つけたものです。
これから乗車する延岡駅行きの路線バス。
乗客は私を含め13名。その全員が延岡駅まで乗車。
その一方、途中(延岡市内)から乗車したのは2名。その方達は途中で下車しており、何とも意外な展開となりました。
この辺りの道路が高千穂バイパスなので、それで「バイパス経由」?
そして再掲写真ですが、高千穂あまてらす鉄道の高千穂鉄橋。
実際にバスに乗って分かったのですが、バスが走る九州中央自動車道/国道218号は高千穂町から暫くは山の中腹あたりを通っており、一方高千穂鉄道は五ヶ瀬川に沿って走っていたこと。
廃線跡巡りでこのバスに乗ったものの、想定とはかなり違う展開となっていました。
バスが走る国道から五ヶ瀬川を見下ろす。(延岡市北方町付近)
バスはやっと川沿いの道を走るようになりました。
あと少しでかつての川水流(かわずる)駅前。
懐かしの国鉄時代の入場券あり。
川水流の街並み。
何となく廃線跡っぽいけど不明。
バスは数分遅れて延岡駅に到着。
延岡駅前の風景。
これをパブリックアートとは言わないであろう古レール。
刻印がはっきりしています。
これを残してくれた延岡市に感謝。
歴代オリンピック出場者の手形、足形。
アスリートへの敬意が感じられ、地元の人間ではない私も嬉しくなるモニュメント。
そてここから私はどこへ向かう?