南極に向かう船が出るのは南アメリカ/アルゼンチンの最南端の町、ウシュアイア。
そこまでの経路は
1)羽田国際空港→アトランタ国際空港(アメリカ)(12時間25分)
※トランジット…6時間20分
2)アトランタ国際空港(アメリカ)→ブエノスアイレス/エセイサ国際空港(アルゼンチン)(10時間)
※ブエノスアイレス市内で1泊(滞在時間…23時間50分)
3)ブエノスアイレス/ホルヘ・ニューベリー空港(アルゼンチン)→ウシュアイア空港(アルゼンチン)(3時間8分)
と3便を乗り継いで向かいます。(総計=55時間43分)
2024年1月10日(水)、デルタ航空アトランタ国際空港行きDL296便。
羽田国際空港発16:25、アトランタ国際空港着14:50(日付変更線を越えるため)。
定刻より早く出発しそうです。
ビジネスクラスは個室タイプのフルフラットシート。
ヘッドホンが耳を覆うタイプなのは有り難い。私は軽度の難聴で、両耳の補聴器で周波数帯の聞こえ具合を調整しており、そのためイヤホンタイプでは、音声は明瞭に聞こえ難いからです。
アメニティ。歯ブラシやボールペンがプラスチックで無いことに時代を感じます。
運良く窓側の席になりました。ツアーでは自分で席が選べませんので、これは運次第。
スタッガードシート配列(千鳥状に席が配置され、どのシートからも通路に出られる)の機材では、折角なので窓側に座りたいですよね。
もっともそうでなければ、私はトイレに行くことを最優先に、通路側の席を選びます。ツアーで窓側が指定となっていた場合、通路側の席の方にお願いし、変わってもらったこともあり、その方にはまず感謝されます。
飛び立つ前の儀式。
アトランタ(ATL)は、アメリカのこの辺り、南部の大都市です。
いつもの見送り。私は、この風景が見える席に座ると、必ず手を振り返しています。彼らから見て、乗客はきっと米粒でしょうが、気は心。飛行機に乗ることは、いつも非日常。自分自身の旅気分を盛り上げるためでもあります。
半月後に会いましょう。
今回、食事は和食をリクエストしました。
しかし前菜がこのパターンで登場するとは意表を突かれました。
メインは和牛の煮込み。
真冬の寒々しい景色の中のフライトです。
2回目の食事(軽食)は、ほうれん草とマッシュルームのフリッタータ。アメリカの航空会社に乗っています。
ところでモニターでアトランタ国際空港のマップを見ていて気になる文字を発見。
Airport Tram。
ターミナル間の移動手段であることは間違いないようです。
俄然、やる気が出てきました。早くアトランタに着いて欲しい。
空一面に広がるおびただしい数の飛行機雲。ただ凄いなあと呆然(ぼうぜん)と景色を見ていました。
平行して飛んでいる飛行機。同じタイミングでアトランタ国際空港に着陸する便。
向こうに見える高層ビル群がアトランタの市街地。
世界で一番忙しい空港に到着。
(ジェトロ「(日本貿易振興機構)ビジネス短信」)
『米国ジョージア州のハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港は、国内線・国際線乗降客数部門(添付資料表1参照)で3年連続の1位、航空機離発着数部門(添付資料表2参照)で4年連続の1位となった。』
2023年空港別乗降客数ランキング…ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(米国) 104,653,451
※羽田国際空港は5位…78,719,302
2023年航空機離発着数ランキング…ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(米国) 775,818
※羽田国際空港は10位…464,910