稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

アルハンブラ宮殿とフランシスコ・タレガ作曲「アルハンブラの思い出」。

6月12日(月)はロンダからグラナダへ移動。

途中、「白い村ミハス」で昼食と観光。ここも日本からに限らず、世界からやって来る観光客の定番スポット。

山の中腹にあるので、そこから見下ろす風景はこれまた絶景。

今回の旅で初めて見た地中海。

散策が楽しいエリア

ここからは翌6月13日(火)となります。

正面の丘の上の建物群がアルハンブラ宮殿。

今回の旅の目的の一つ。ここからは私の個人的な想いです。

ここに来ようと思ったきっかけはギターの名曲、フランシスコ・タレガ作曲の「アルハンブラの思い出」(Recuerdos de la Alhambra)。トレモロが印象的な曲で、タレガがアルハンブラ宮殿を訪れた際の印象を元に作曲したとのこと。

昭和の頃、私は名古屋フィル・ハーモニー交響楽団の番組「ファンタスティック・オーケストラ」を担当していたことがあり、その番組でスペインの作曲家ホアキン・ロドリーゴ・ビドレ作曲「ギター協奏曲 アランフエス協奏曲」を放送した回があり、それがきっかけで同じくギターの名曲「アルハンブラの思い出」を知りました。

「この曲を聞きながらこの宮殿を歩きたい」と思い始めたのが、一体いつからかは思い出せませんが、それほどのインパクトを私に与えてくれた曲です。

そして永年の夢が実現したのは2023年6月13日(火)の午前でした。

今、「アルハンブラの思い出」と「アランフエス協奏曲」を聞きながらこの原稿を書き、半年の月日を経て改めてスペインに浸っています。

カテゴリー

アーカイブ