ブエノスアイレスから、南極クルーズ船の出港地、ウシュアイアに向けてのフライトの出発は翌1月12日(金)の朝。
よって11日(木)はブエノスアイレス市内観光の日となっていました。
最初に案内されたのは、芝生のサッカー場の向こうに見える青色と黄色のラ・ボンボネーラ(La Bombonera)=正式名称エスタディオ・アルベルト・J・アルマンド(Estadio Alberto J. Armando)。
アルゼンチンのサッカーチーム、ボカ・ジュニアーズ(Club Atlético Boca Juniors )のホームスタジアムです。
ボカ・ジュニアーズというサッカーチーム名に、私はピンときませんでしたが、ディエゴ・マラドーナ(Diego Armando Maradona)が活躍したチームとなれば別です。
サッカーファンでなくともマラドーナの名前は知っています。
通用門が開いており、少しだけ中が見えました。客席も黄色と青色なのですね。(この2色がボカ・ジュニアーズの色だそうです)
カミニート(Caminito)エリア。
人が集まる人気の場所で、カラフルな街を歩いているだけで楽しくなります。そしてここでは至る所にマラドーナ。
おやっ、バルコニーに…。
マラドーナ気分で、テラスに立つ人がひっきりなし。
旅の終わり頃ならきっと買っていた。
サッカーワールドカップの優勝トロフィーは70000ペソ、80000ペソ。
最近のレート換算で、日本円にして10000円強。
カミニートで気になったお店。
鉄道模型のレイアウトの一部に、昆虫コーナーを作りたくなりました。
さてお楽しみのランチの時間です。
Estilo Campo Restaurante。アルゼンチン料理のお店です。
お店に入って早速、アルゼンチンと言えば牛肉の洗礼。
最初に出てきたのはエンパナーダ(ミートパイ)。結構なデカさ。
メインはアサード (Asado)。お店に入るときに見た、牛肉の炭火焼き。これが実に美味しい。
デザートも含め、完食。ご馳走様でした。
身体が反応するも、詳細不明。線路が錆びきっていないので、現役かも?と思いつつ、でもほとんど通ることはないのであろうと言える寂寞(せきばく)感あり。多分、最近の廃線跡。
カサ・ロサダ(大統領府 Casa Rosada)。アルゼンチンの国旗が棚引いて(たなびいて)います。
最後に向かったのはレコレータ墓地(Cementerios Recoleta)。お墓が観光地という珍しい場所。
屋外美術館とも言われているそうですが、一歩中に入ればそれは納得です。
観光客も多く、不思議な空間。
アルべアル アート ホテル。
ビュッフェスタイルの夕食。
ここで初めてツアーに参加の全員と、添乗員さん、そして船旅のゲスト講師の方々が一同に会しました。
実は今回のツアーは参加者が総勢120人。
東京~ブエノスアイレス間は、羽田発アトランタ経由のデルタ航空。成田発ヒューストン経由のユナイテッド航空、同じく成田発ダラス経由のアメリカン航空の3班に分かれており、添乗員さんだけでも10人超。
私の経験した国内外のツアーで、この規模は初めて。おっと、あるとすれば半世紀以上前の修学旅行ですね。
(アルゼンチンでの誤算。と言うか私の不注意)
私が契約している携帯電話は「追加料金不要で、海外91の国・地域でデータ通信が利用できる」というのが売りになっていて、もちろん使えない国があるのは承知していましたが、そこにアルゼンチンが含まれるとは調べていませんでした。
そうなんです。何の根拠も無くアルゼンチンは使えると思い込んでいたのです。空港を出て直ぐにおかしいと思っていたら、ツアー参加者の方から、アルゼンチンでは「繋がらない」と教えてもらいました。
ホテルや空港ではWi-Fiがあるので、まあ何とかはなりましたが…。