稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

宇都宮/ライトライン車両基地見学会(3)HU300形の秘密。機能的な運転台。

さてお待ちかねの運転台。

ワイドレンズでも左側が入りきらないので、

角度を変えて撮影。そしてこの座席に座らせて頂きました。

マスコン兼ブレーキ。

マスコン=マスター・コントローラー(主幹制御器)。最新の電車の構造についていけない昭和脳。

そして運転台選択。分かりやすいですね。

車内には**台のカメラが設置されており、運転台では安全確認のためにそれを見るモニターがあります。

上記の**台は、説明があったのですがすいません。メモをとっていなかったのでこんな形での記載です。

確か20台以上だったと思います。ワンマンでの対応なので、これからますます必須の機器ですね。

大人でも記念写真撮影。嬉しい時間。

芳賀・宇都宮LRT/ライトラインの車両の特長にその大きさがあります。

全長…29.520m

車両幅…2,650mm

となっています。

全長は、軌道運転規則> 第三章 運転> 第一節 車両の運転

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(連結車両の長さ)

第四十六条 車両を連結して運転するときは、連結した車両の全長を三十メートル以内としなければならない。但し、故障となつた車両を収容し、又は廻送する場合は、この限りでない。

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にある30mギリギリです。

一方の幅は、国内の低床式車両では最大で、因みにですが名古屋市営地下鉄東山線N1000形の2,548 mmよりも広く、ゆったりとした感じです。

ところでこのHU300形は3つの車体にそれぞれ台車がある構造となっていますが、運転台付近には台車は無く、車体のほぼ真ん中あたりにあります。

そのため急なカーブでは、特に先頭部分に乗っていると、自分の立っている場所が線路上にないような錯覚に陥ります。

それもまた楽しいライトライン乗り鉄だったりします。

ライトラインで使われているレール。これはごく一般的な形状のもの。

プラス溝レールと薄型レールが使われています。

上の写真はレール断面に白い色を付けて形を分かりやすくいた物ですが、左上が溝レール。

下段が薄型レールです。いずれも一般の方には馴染みがありませんが、路面電車では使われるレールです。但し、薄型レールの採用は日本初とのことでした。

車両基地見学会で最後に見せて頂いたのがこの車。

知っている人は知っている鉄道事業者に認められている緊急車両。その赤色灯回転とサイレン鳴らしを見せてもらいました。

皆さん、もしもこのような車両に出会ったら、必ず道を譲ってください。

ライトラインからのお土産。

これとは別に私はノベルティを購入しています。

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