かつて鉄道と道路の併用橋として有名だった長野電鉄村山橋。
それが掛け替えられ、2009(平成21)年11月9日に完成した(新)村山橋も何と併用橋とのこと。
ではそれがどんな風になっているのかを確かめに来たのです。
確かに村山橋は併用橋でした。
しかし、鉄道と道路の間には高い壁があり、想像していた「併用橋」とは異なり、「併走」する写真は、実質無理だと分かりました。
ただ村山橋の村山駅側は「村山橋メモリアルパーク」として整備されており、往時の併用橋時代の歴史を肌で感じることが出来ます。
旧村山橋との競演。折角のモニュメントですので、せめて電車と一体化してみました。
それはそれとしてこの場所がこんな風に整備されているとは知りませんでした。単なる「橋」だったのではなく、文化財としての価値があったということなのでしょう。ネットで調べればそれは確かに出て来るのですが、「メモリアルパーク」まだたどり着くのはハードルが高そうです。それゆえ現地での発見が楽しいのです。
さて村山駅。
地方私鉄の昭和の時代がまだ残っています。
駅員さんがいた頃の名残。平成の世代にはこれが何かはきっと分からないでしょう。ではこれは何か?
ここは切符を買うところ。金属のプレートのところに駅員さんが切符を置き、私たち乗客がそれを受け取っていました。
長野駅に戻ると丁度11:33発のゆけむりが出発するところでした。この展望席に座り、のんびりと旅をしたいですね。