今日は特に鉄道ということではなく、出雲大社に久しぶりに参拝したということ。
まずは正面の鳥居をくぐります。(勢溜(せいだまり)の大鳥居)
振り向けば門前町が続いています。その向こうに「宇迦橋の大鳥居」が見えますが、一畑電車「出雲大社前駅」の更に先にあるため、今回はそこは通っていません。
見事な松並木。ただこの真ん中を通ることは出来ません。
境内入口の手前にある御神像。
更に鳥居をくぐり、いよいよ拝殿に到着です。
心を込めて参拝。二礼四拍手一礼。
出雲大社の作法があることは知りませんでしたが、それに従いお参り。
何をお願いしたかは、ご想像にお任せします。
境内をゆっくり一周。
神楽殿。大注連縄に圧倒されています。
さて1時間ほどの時間をかけ、ゆっくり参拝しながら考えていたこと。それはここ出雲大社への足として、かつては国鉄大社線と一畑電気鉄道大社線の2つがあったこと。
驚くなかれと敢えて書きますが、大社線大社駅行きの急行列車が名古屋駅から出ていたことを知る人は、高齢の鉄道マニアを除けば、もう殆どいないでしょう。
※名古屋駅~米原駅~敦賀駅~豊岡駅~鳥取駅~米子駅~出雲市駅~大社駅(なお上り列車は出雲市駅始発)
1990(平成2)年、国鉄~JR西日本大社線が廃止された一方、一畑電気鉄道~一畑電車大社線が残っているのですが、それでも電鉄出雲市駅~出雲大社前駅との間には、土日祝のみではあるものの、日中に2時間に1本、直通の特急が走っており、現在も出雲大社への足を鉄道が担っていることを、改めて認識しました。