ホテルから空港への移動時、高速道路からレティーロ・ミトレ(Retiro-Mitre)駅が見えました。
ホームにいる列車を確認。(スマホで撮影した写真を思いきりトリミングしています)
レティーロ・ミトレ駅に発着する路線には複数のゲージがあります。左側の線路が1000mmゲージ、右側の線路が1676 mmで間違いないと思われます。
どうしてこの1676 mmゲージがアルゼンチンで採用されたかについては、調べきれませんでした。
ブエノスアイレスの通称アエロパルケ空港=ホルヘ・ニューベリー空港(Aeroparque Metropolitano Jorge Newbery)はラプラタ川沿いにあり、そこに到着する直前、ラプラタ川に向かって立つクリストファー・コロンブスのモニュメント(Monumento a Cristóbal Colón)を見ました。
最初この風景を見たとき、川ではなく、海(大西洋)にしか見えないと思ったのですが、世界には対岸が見えない川もあることを知ることになりました。
ホルヘ・ニューベリー空港発ウシュアイア空港行き、ジェットスマート航空WJ3905便は午前9時発。
ジェットスマート航空は隣国チリの航空界会社。
今回は「南極への船旅」ツアーの貸切での運航(チャーター・フライト)なのですが、ホルヘ・ニューベリー空港もウシュアイア空港もアルゼンチン国内であり、どういうシステムでこうしたことが成り立っているかはさっぱり分かりません。例えるならばピーチ・アビエーションの飛行機が、台湾の台北~高雄間をチャーター・フライトするようなものです。
そういえばヨーロッパのLCCでは、本社の所在する国とではなく、全く別の国同士の都市間を結んでいる例を思い出しました。
AIRBUS A320-200。
シートベルト着用のサインはどの飛行機でも見かけますが、このパターンは初めて。右側は音楽プレイヤーの初代のiPod(デジタルオーディオ機器)に似ている。左側はDVDプレイヤー?
どうしてこの表示なのかは、あとで調べれば分かるかと思ったのですが、残念ながら私の力及ばずでした。
コーヒーは想定の範囲内のインスタント。お湯が入ったカップを配られ、そこにコーヒーの粉を注ぎかき混ぜます。
3時間8分のフライトでウシュアイア空港到着は12:08。機内で昼食となっていたので、どんなのが出てくるのだろうと思ったら、想定の範囲内のコッペパンにチーズとハムを挟んだ簡単なサンドウィッチ。
味のコメントは控えますが、私の中で「えっ?」と言うほどではありませんでした。
ジェットスマート航空で一番驚いたこと。それはこの場所。
キャビンクルーが離着陸時、揺れが予想されるときに座るシート。と、思ったらこれが後方トイレのドア。
後方トイレに向かったときに、どこにトイレがあるかが分からず、思わずこの場で立ち止まってしまいました。そうしたらクルーの方が笑いながらドアノブを指差しました。
多分、私のような人が多いのでしょうね。
間もなく着陸です。
「海の見える駅」「日本一海に近い駅」とかの表現を借りるならば、私の知る限り「海に一番近い滑走路」。
ボーディングブリッジを使わないのがLCC。
余談ですが、アルゼンチン航空の便はボーディングブリッジを使用。
Aeropuerto Internacional de Ushuaia Malvinas Argentinas=ウシュアイア・マルビナス・アルゼンチン国際空港(USH)