「名鉄電車ルーム 8802」の次に案内されたのは17階にある西南の角部屋。
名鉄グランドホテルから西側と南側に眺望が開けており、東海道新幹線16両編成が俯瞰できる貴重なロケーション。
レンズをワイドにすれば名古屋プリンスホテル スカイタワーが入るグローバルゲートが目の前。
その向こうに中京テレビがあるのですが、残念ながら名鉄グランドホテルからは見えません。
名古屋駅13時丁度発の特急しなの13号と同駅13:01着の特急しなの8号の共演。狙い通りとは言え、やはり撮れると達成感あり。
近鉄名古屋駅13時発のひのとりの「出る電」。
狙いの電車を狙った時間で撮影できる日本の列車たち。
12:47の撮影ですから、前の写真より少し前の時間での撮影。
奥に停車中の383系はこのあと特急しなの13号となる電車。これであおなみ線の電車がいれば良いのになあは欲張りすぎ。
大都会を行くDL牽引のタンカー。
関西本線の各駅停車も写っています。
前の写真をズームアップ。電柱の処理が出来ていない今一つの写真。いつも上手くことが進むとはあり得ません。
機関車を切り取っても面白い。
少し寂しい2両編成の特急南紀を撮影したり…。
いいタイミングで列車が通らなかった名古屋駅側。
こんな風景も楽しめます。
この位置の角部屋に泊まることが出来たら注目して欲しいのが、このキロポスト(距離標)。
こちら側からはその数字は見えませんが、これが「366キロ」のキロポストです。
東京駅起点366キロは、市販の時刻表で見れば分かるかと思いますが、名古屋駅までの、そして名古屋駅からの運賃計算の終点、起点となる場所です。
この場所、今の名古屋駅からはかなり南側にあり、笹島交差点のすぐ北の辺り。
実は1886(明治19)年に名古屋駅(開業から約1年は名護屋駅)が開業したのがこのキロポストの場所。
その後、1937(昭和12)年に名古屋駅は現在の場所へ移転するのですが、何故か名古屋駅の運賃計算の基準となる場所(東京駅起点で名古屋駅までの距離)は変更されず366キロのまま。なぜ名古屋駅の運賃計算の基準となる数字が変わらなかったかをかつて調べたことがあるのですが、私の力では発見できませんでした。
※このキロポストの存在は、今回ご同行頂いている鉄道フォーラム/伊藤博康さんから教えて頂きました。