ボトムポイント駅を出ると直ぐにジグザグ鉄道の車庫とブルーマウンテンズ線ジグザグ駅が見えます。
リスゴー方面への電車が来たのでとりあえず撮影。左側に写っているお二人が私の救世主。
先回来た時と比べ、建物が新しくなっているように思えたのでネットで検索したところ、山火事で焼失し建て替えたようでした。
少しボトムポイント駅側に戻ったところから臨む。
奥のディーゼルカーは、先回(2010年)乗車したのと同形式の車両。(後日、改めて紹介します)
放置されている感のあるこれらの車両は修繕中?
緑色の機関車はガーラット式の大型機関車なのですが、私がネットで調べた限りでは来歴不明。
再びリスゴー方面の電車が通過。
こんなに短い間隔での列車は無いはずと思い時刻表を調べてみたところ、前の電車に該当する列車はなく、この列車は定刻14:59(実際には15:12に通過)発のリスゴー駅行きでした。
前の電車は明らかに新車ですので、どこかへの回送?そう言えばリスゴー駅の手前に留置線があり、そこに新製電車が勢揃いしていたのを思い出しました。残念ながら写真はありません。
改めて。こちらがリスゴー方面に向かうホーム。
そしてシドニー方面の乗り場。ちゃんとオパールカードのタップオン(Tap on)、タップオフ(Tap off)の日本風に言えば簡易改札機があります。
因みにこの改札機、アメリカン・エキスプレス、マスターカード、Visaカードのタッチ決済対応です。(ニューサウスウェールズ州のオパールカード使用可能エリアの乗降限定)
何とも良い感じの駅名標。
さて今回は出来ないものと諦めていたリクエスト・ストップ体験。よもや再びこれが出来る日が来るとは思っていませんでした。
ところでリクエスト・ストップとは?電車が近づいてきたら運転士さんに分かるようにサインを出し、この駅に停まってもらうということ。
さてどうやるか?
それはこうして緑色の円盤を掲げること。そうすると運転士さんはブレーキをかけてこの駅に停車します。
いざ本番。
どうです?一度はやってみたいと思いませんか?
電車が停まることが分かれば、円盤は元に戻します。
かくして15:36の定刻に無事、乗車を果たしました。
※シドニー(セントラル駅)到着は18:20。
ところでクラレンス駅からリスゴー駅までタクシーを利用したとしても、乗る予定の列車はこれでした。まずお金の節約になったのは確かに有り難かったですが、それとは別次元の“思い出”が出来たことは、何事にも代えがたい価値だと確信しています。
雄大で美しい景色に酔いしれつつこの日の幸運に感謝していました。
※リクエスト・ストップで下車する場合ですが、一番後ろの車両に乗車し、乗車後、もしくはジグザグ駅の数駅手前で車掌さんに伝えることになっています。
*************
Service stops on request. Please signal the driver to board this train, or inform the guard on the train if you're alighting at this station.
リクエストに応じて停車します。この列車に乗車するには運転士に合図してください。この駅で下車する場合は、列車の車掌に知らせてください。
※Google翻訳を参考に、一部表現を変えています。
*************
疲れ切ってレストランへ行く元気もなく、夕食はラップサンドとフライドチキン。