3月8日(水)、えちごトキめき鉄道にオヤ31 31が到着しました。
EF510がオヤ31をえちごトキめき鉄道/運転センターに押し込んでいきます。
実はここからが今回の私たちの主たる目的の始まりです。
えちごトキめき鉄道の公式サイト(イベント⇒オヤ3131(建築限界測定車)がえちごトキめき鉄道にやってきた!)にある「運転センターではフォトグラファー主催の撮影会も行われ、鉄道ファンでにぎわいました。」とあるのは私たちのグループによる撮影会。
もともとこの日、クラウドファンディング「現役で活躍する最後の国鉄急行形電車クハ455ー701を延命させよう」の支援者の方向けの撮影会が企画されていたそうですが、平日とあって希望者がおらず中止となり、それを伝え聞いた今回の撮影会の幹事さんが、到着がアナウンスされていたオヤ31の(有料)撮影会が出来ないかと相談を持ちかけたところ、それで了解が取れただけではなく、何とその日の到着だと私に連絡があった時はひっくり返りそうになりました。
午後5時。撮影会はスタート。右奥に見えるはD51 827。この日えちごトキめき鉄道に着いた昭和のオヤ…。オヤっ?段々この日の意図が見えてきました。
オヤをちゃんと撮影する。
オヤがオヤたる矢羽根の部分。サボ(サイドボードの略と言われています)は「建築限界 測定車 直江津客貨車区」とあるのはご愛敬というよりは、ツボを心得ていると私は言いたい。
17:09。良い日加減(こんな日本語はありませんが、敢えてこう言いたい)になってきました。
遂にD51が動き始めました。これはひょっとすると?
D51とオヤが繋がりました。
確かに繋がっている。
D51がオヤを牽く。よもや令和の時代にこんな昭和が見られるとは!なんたる贅沢な時間。
昨今、有料撮影会の開催は珍しくなくなりましたが、こうしたシーンが見られると、これが鉄道事業者と撮影者のWin-Winの関係だと感じ入った瞬間。