市営交通100年祭。
暑いですね。ということでレトロでんしゃ館に涼みに行ってきました。当初は地下鉄赤池駅から徒歩も考えたのですが、、、車にしました。
レトロでんしゃ館のシンボルと言えばこのシールドマシン。
表から見るとこんな感じ。この角度では、シールドマシンの面白さが伝わり難いのが残念ですね。
館内に入って直ぐ出会うのは1400型1421号。1400型については、この5月27日に拙ブログにて「名古屋の鉄道136年史(昭和戦前編22)昭和11年、名古屋市電の名車1400型の誕生。」というタイトルでアップしています。
ここレトロでんしゃ館の特徴として、電車内に入れること。
そして座ることも出来ます。
空いているときはこんな感じで身体をひねり、外を見ていました。物心がついた小学生の頃から始まり、市電が全廃された大学一年生の時まで、それは変わらぬ行動でした。
そう言えば市電って、右に左に本当によく揺れました。時にこの吊革は車体にぶつかり、カランカランと音を立てることもありました。
さして明るくなかった白熱灯。その灯火の下で、当時は本を読んでいました。今ならとても出来ません。
いやいやそれは単なる老化が原因ですね。失礼しました。
走馬灯のように思い出が巡るひととき。私が一番多くの回数乗った1400型。この電車が私の趣味の原体験と言っても過言ではありません。
速度計すら無かった運転台。全てが懐かしい。
もっとも私が最後に乗った名古屋市電は1550型1555。それも思い出です。