だるま尽くしの高崎駅。
ここからははくたか565号で金沢へ移動。
参考までに我が鉄友の東京駅~高崎駅間はあさま603号。
これで北陸新幹線を走る2列車に乗車したことになります。
はくたか565号の入線。
春休み中とあり、車内はほぼ満席。早めに抑えたおかげで3人掛けを確保できました。
車内で食べるおやつ用に名古屋駅で買ってきたぴよりん焼。
自分一人ならばこうした芸当はしないのですが、3人での旅行ともなれば、車内の楽しみにも小技を効かせるのは、大人の鉄ちゃんのたしなみ。なんてね。
話は飛びますが、私は食べ物を紹介する時、あまり味に言及しません。
私の言葉が何せ貧弱ということもありますが、今時、今一つの味の食べ物がほぼ無いと言っても良いからです。
ですから私が紹介している食べ物は、万人受けするかどうかはともかく、少なくとも私の支持はあると思っていただいて大丈夫です。
ということで無事、金沢駅に到着。
この日のお宿はにし茶屋街の近く。
右側の軒を連ねる町家をリノベーションしたゲストハウス。その一軒一軒がそれぞれ個別の宿泊施設となっています。
玄関に鍵はなく、パスワードの入力で解錠するタイプ。参考までにチェックアウトは、部屋を出てそれでお終い。察するにパスワードは間違いなく日替わり。
とにかく広い!キッチン完備なので、ここで食事を作って食べることも出来ます。
何より掘りごたつもありがたい。実は私、持病のため正座、あぐら、しゃがむといった膝を大きく曲げる体勢がとれないのです。
くつろぎの場所。
海外からのお客さんにも受けそう。
和のしつらえ。
階段を上がるとそこに寝室が3部屋あり。
その内の一部屋。
古民家改装の宿とは承知していましたが、正直、ここまでは期待していませんでした。
枕元にはコンセントではなく、USBあり。昨今増えつつありますね。
夕食は食事の専用棟にて。
刺し身に、煮物。優しい味付けが嬉しい高齢者ここにあり。
こうして金沢の夜は更けていく。
宿泊施設の多様化を肌で感じる一夜となりましたが、こうした宿は一泊では勿体ないというのが今回の感想です。