稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

台湾(3)旧打狗駅故事館(きゅうだくえきこじかん/舊打狗驛故事館)、昼下がり。

台湾(3)旧打狗駅故事館(きゅうだくえきこじかん/舊打狗驛故事館)、昼下がり。

旧打狗駅故事館は、構内の操車場跡も含めて「哈瑪星鉄道文化園区」という一大レジャースポット、市民の憩いの場とも言える場所となっています。

●元々この駅は台湾縦貫線の南の起点「打狗」として開設され(1900年)、その後「高雄」駅と改称(1920年)。現在の高雄駅の開業に伴い「高雄港」(1941年)と名前を変えました。

●「打狗」は、もともと先住民が呼んでいた地名の「Takau」に台湾人が漢字を当てはめたものでしたが、「犬を打つ」では良い印象がないとのことで、日本統治時代に「読み方が似ている“高雄”」となったとのこと。

●台湾の日本統治時代…1895(明治28)年4月17日~1945(昭和20、民国34)年10月25日。

●「打狗」=拼音(pinyin 中国語の発音記号)では Dǎ Gǒu。

●「哈瑪星」=Hamasen=浜線…どんな地名の由来があるかと思ったら、日本語の「浜線」が由来とのこと。

俗に「山線」「海線」という言い方が函館本線・室蘭本線とかにありますが、それと同様に海に向かう貨物線などで、「浜線」という言い方がかつてあったそうです。川崎市に「浜川崎」という駅がありますが、川崎市の浜辺側にあったことに由来すると検索結果で出てきますので、それに類する例かも知れません。

それにしても日本語の音に漢字の当て字の地名とは思いも寄りませんでした。で、「哈瑪星」は当て字なので意味がないと聞き、2度ビックリ。

*哈瑪星鉄道文化園区を貫通するように高雄捷運環状軽軌(LRT)が走っており、保存されている蒸気機関車などの間を縫って走るその姿は魅力的です。

*旧打狗駅故事館の代表的な保存車両は

■蒸気機関車 CT259号(日本国鉄C55形 )

■蒸気機関車 DT609号(日本国鉄9600形 )

何れも静態保存。CT259号はディーゼル機関車を使った擬似的な運転をしており、連結された貨車に乗ることも出来ます。

■なお保存車両数は、機関車、気動車、貨車など合わせて約30両とのこと。

楽しいひととき。

それにしても日本にこうした施設が出来ないのはとても残念。

もしも笹島駅がこうした施設に生まれ変わっていたとしたら…と、考えるとワクワクしませんか?

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