高森駅を出発するトロッコ列車は、50分ほどかけて立野駅を目指します。
他の列車が30分前後なのに比べ、のんびりゆったり。
最初の停車駅、見晴台駅。
飲料「午後の紅茶」のコマーシャル撮影に使われたのがきっかけで、「午後の紅茶」だけの自動販売機あり。
そうした説明を車掌さんが面白おかしく、しかも的確にしていきます。久し振りに聞いた「車掌」さんという「話芸」の達人。
のどかな農村風景。
南阿蘇鉄道は高森駅(熊本県高森町)附近を除き、ほぼ全線が南阿蘇村を走っています。
その南阿蘇村は平成の大合併時に、長陽村・白水村・久木野村が一つになって誕生したのですが、人口的には「町」となっても良かったものの、この大自然を大切にしたいという思いから敢えて「村」を選択したそうです。
なるほどの理由ですね。
開通を祝う横断幕。
明神池名水公園。
中松駅で下り列車(肥後大津駅始発の乗り入れ列車)と交換。
2021年12月13日の中松駅。当時はここから高森駅間が開通しており、その反対側、立野駅方面には進めませんでした。
この案内も今は無いはずで、感無量の全線開通。
当時、記録としてこうした写真も撮影していました。