鹿島鉄道に初めて乗車したときの車両はキハ432でした。(石岡駅にて)
そのキハ432と再会が出来るとは夢にも思っていませんでした。その場所が茨城県小美玉市小川にある小川南病院。キハ432の向こうに写っているのが病院です。
保存状況が良く、美しくその姿を留めています。
それにしてもこの日見た鹿島鉄道の車両はこれで6両目。これは感動ものです。
院長である諸岡信裕さんは熱烈な鉄道ファンで、まずはこのキハ432がここに来た経緯などの説明を受けました。
経年による劣化は防ぎようがありませんが、これで踏みとどまっている印象です。
扇風機は、こうした車両に乗るとつい撮影してしまうアイテム。
この椅子のどこかに43年前の私が座っている。不思議な感じです。
小川南病院のワゴンにもこのキハ432の姿あり。病院のシンボル的な存在なのでしょう。
昭和のローカル私鉄の気動車。その台車はどこか弱々しく見えます。
それにしても鹿島鉄道がこれほど地元に愛されていたとは知りませんでした。
これもツアーに参加したからこそ、より感じ取ることが出来たと思っています。