稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

名古屋の鉄道136年史(昭和戦前編29)昭和12年2月1日、(新)名古屋駅の駅ナカ散歩。

昨日の構内図の続き。新名古屋駅にどんなお店や設備があったかを、名鉄グラフ/昭和12年2月号掲載の漫画で紹介。まずはお風呂。「早川浴場」という名前で、三代目名古屋駅の開業時からの名物でした。1991年(平成3年)に惜しまれつつ無くなりましたが、私自身は知ってはいても結局一度もその湯に浸かることはありませんでした。

理髪店。こちらはあった記憶はありますが、やはり足を運んでいません。

食堂は何軒かあったのは覚えています。

「中村の大鳥居が見える」。これが一番の驚き。中村公園の入り口にある大鳥居。これが現在の名古屋駅太閤通口から見えたというのはにわかには信じがたい話しですが、当時はきっとそうだったのでしょう。

団体入り口は、桜通口に面してはおらず、南側にありました。描かれているのは修学旅行生?

新名古屋駅の広さを強調した漫画。さすがに大袈裟だとは思いますが、東洋一を漫画にしたらこうだよねと、納得。

ところでこの3代目名古屋駅の中に、かつて「鉄道」関係の記者クラブがあり、私は入社3年目(昭和55年/1980年)から暫くこの建物(名古屋駅・名古屋鉄道管理局)の3階に通っていました。確かに端から端までは広かったですし、当時であってもその重厚感あふれる佇まいが好きでした。

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