稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

トルコ(3)世界遺産「サフランボル」への道。

9月22日(日)の当初の日程。

イスタンブール空港着05:00。

専用バスに乗車。

*約440km走行

最初の観光地[世界遺産]サフランボル観光<約1時間30分>

*約230km走行

アンカラ着18:00

結局、日程は約2時間遅れとなりましたが、ツアーでなおかつ観光バス移動ですので安心感が違います。これが個人旅行で、降機後に公共交通機関での長距離移動があったちすると。結構心臓に負担がかかります。

さてイスタンブール空港に到着後、最初の目的地である世界遺産 サフランボル(Safranbolu)に向かうバスの車内。

三列シートのゆったり座席のバス。一人参加の私は、一人がけの前から2列目の席に座ることが出来、そのおかげで空港のあるヨーロッパからアジアに向け、ヤウズ・スルタン・セリム橋(Yavuz Sultan Selim Köprüsü)でボスボラス海峡を渡るシーンを撮影できました。

途中トイレ休憩のサービスエリアで、トルコ名物の野良犬と野良猫に早速遭遇。私はこちらに来て初めて知ったのですが、国内外で野良猫の写真を撮っている方によれば、結構知られた存在とのこと。

最初はドキドキしましたが、犬も猫も何せおとなしくて人なつっこく、特に野良猫が人に向かって「シャー」と威嚇や警告をすることもなく、それが驚きでした。

私たちが5日間お世話になったバス。

サービスエリアで購入したチョコレート。トルコのお土産の代表格の一つ、ピスタチオのチョコレート。いろいろなメーカーから発売されており、帰国直前にピスタチオのチョコレートを大人買いしてお土産にしました。

製鉄の町、カラビュク(Karabük)。トルコ国旗を模した煙突が象徴的です。

参考までにトルコの国旗です。

ガイドさん(トルコ人の通称ボラさん)によれば、ロシアの協力で出来た製鉄所もあるとのことで、国際情勢におけるトルコの立ち位置の一端が見えたような気もした瞬間でした。

サフランボルの市街地に入ってきました。

可愛いバスが一杯停まっていますが、これはまた明日紹介します。

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【サフランボル/Safranbolu】(Wikipedia:サフランボルから以下、転載)

1994年、UNESCOの世界遺産に「サフランボル市街」の名で登録された。

サフランボルの名前の由来は、香料サフランの集積地として発展した歴史にある(ギリシア語名はサフラムポリス、Saframpolis, Σαφραμπολις)。サフランボルには、先史時代の遺跡及びローマ時代の墓や橋梁も現存しているが、歴史の表舞台に立ったのは、11世紀以降である。世界遺産に登録されているサフランボル旧市街は、乾燥した峡谷に位置しており、旧市街は、旧市街の約2km東に位置している。

サフランボル旧市街には、多くの古い建築物が保存されている。私立の博物館が1つ、25のモスク、5つの霊園、8つの歴史的な噴水、5つのトルコ式浴場、3つの隊商宿(キャラバンサライ)、1つの歴史的な時計等、1つの日時計及び数百に上るイスラーム建築によって建設された住居である。

13世紀には、交易の中心として発展を遂げた。サフランボルに現存する建築物群であるモスク、浴場、スレイマン・パシャのマドラサは、1322年に建設された。

サフランボルの栄華の頂点は、17世紀である。市場が現地の住居よりも優先されて拡張される一方で、60室のゲストルームがある宿屋、コプルル・モスク、イツレット・モスクといった建築物が17世紀から18世紀にかけて建設された。また、オスマン建築に基づいて、建設された住居が当時の姿のまま建設されたのもこの時期である。

しかし、鉄道の発展により、20世紀には、サフランボルは衰退の一途をたどることとなった。

サフランボルの旧市街、世界遺産のエリアの入口です。

街を巡る前に、遅めの昼食。

トルコのお茶=チャイ。トルコ滞在中、よく口にしました。

フドゥルルックの丘(Hıdırlık Tepesi)。

世界遺産が一望の下。

何をしているかと言えば、ウエディングフォト。結婚式の前撮りと言ったところでしょうか?

ただこうした写真撮影はここだけではなく、この後、カッパドキアであったり、イスタンブール市内などでも見かけました。

そしてこのお二人、私たち全員(ツアー客24名、添乗員1名、現地ガイド1名)の拍手を受けて嬉しそうでした。お二人の素敵な笑顔。お幸せに。

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