11月5日(日)の市バス・地下鉄101か所スタンプラリー。
朝9時頃の名古屋市南区の笠寺公園。
手始めに見晴台考古資料館。
この辺りは弥生時代の遺跡が多く、ここ見晴台考古資料館から北にすぐのところにある名古屋市立桜台高校は、桜台高校遺跡という名の弥生時代の遺跡の上にあります。
私はかつて(40年ほど前)ここ見晴台遺跡を取材したことがあり、その時の学芸員さんから、「この辺りで家を建てようとして土地を掘り返すと、弥生時代の土器が出てくることも珍しくはないですよ。」と聞いたことがあり、実際、桜台高校の東側にあるマンション建設の際に遺跡が発見され、発掘調査が行われたのをニュースで見た記憶があります。
そしてこの場所に竪穴住居が再現されていることは、もっと知られても良いと思います。
笠寺観音。
見晴台考古資料館から歩いて10分ほどの場所。
お参りを済ませ、次の目的地に移動。
選んだ交通手段は「なごや歴史満喫バス」。10月1日から11月5日までの土・日・休日に、金山と名鉄有松間を結び、各日6往復運転されたバスで、その最終日の金山発1便に笠寺西門から乗車(09:36発)し、桶狭間古戦場公園を目指しました。
その運行を案内する名古屋市のウェブサイトには「観光客のさらなる周遊性向上を目指すため、市内南部の観光スポットを周遊するバスを試走運行します。」とあり、今後の名古屋市内の回遊性を高めるための実証実験。
車内には十数名の乗客がおられ、私の感想としてはまずまずの出足と感じました。
桶狭間古戦場公園で下車。
桶狭間古戦場観光案内所で押印。
一瞬、本当にここで良いの?と思ってしまったその場所はアパートの一階の一角。
着々という音が頭の中で響き始めました。