稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

博物館明治村。

昨年末の12月30日。久しぶりに明治村に出掛けました。

これから連載を再開する「名古屋の鉄道136年史」の資料集めの目的もありました。

詳しくは本来の目的の原稿で紹介しますがまずは概要。

六郷川鉄橋。単に鉄橋なので、なにゆえここにあるの?とか疑問すら抱かない方が恐らく大多数。これが気になる方は鉄道の歴史に興味のある方で決定と言っても大丈夫でしょう。

「日本で初めての鉄道複線用鉄橋」で、そもそも日本の鉄道は『単線』で始まり、その後輸送量が増えることで複線化されているのですが、その後ある程度の輸送量が予想できる区間では最初から複線で建設されています。

さてこの鉄橋ですが、1877年(明治10年)に東海道本線の多摩川に架けられていた当時の木橋からの掛け替えで、1912年(明治45年)に東海道本線の複々線化まで使われた後御殿場線に転じ1965年(昭和40年)にその役目を終えています。

当時橋の転用はよくある事で、例えば名古屋でも鉄道の撮影スポットで知られる「向野橋」はかつて山陰本線の保津川に架けられていた橋の転用だったりします。

相変わらず人気の京都市電。

私個人はこのポール回しを見るだけでも価値があると思っています。

敢えてこのブログで書きますか?とか言われそうですが私の好きな明治村風景。機回し。

ネジ式の連結器による車両の連結を毎日見られるのは日本では多分、ここだけ。

この日、この作業に見入っていたのは私だけ。少々残念です。

蒸気機関車の最大の見所と私が信じている転車台。ここでも撮影は私だけ。

大井川鐵道や東武鉄道、鉄道博物館では人気の“イベント”なのですが…。

今回は明治村における鉄道系展示のほんの一部を紹介しましたが、他にも様々な鉄道系展示があり、歴史好きに限らず車両に興味のある方にお勧めの場所です。

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