ライトライン乗り場までの案内。
「L」の字は宇都宮ライトレールの社章(シンボルマーク)。ロゴマークと言った方が良いのかな?
私が乗るのは13:00発の「芳賀・高根沢工業団地」行き。駅名が長いからか「羽賀・」は表示されていません。
交通系ICカードがあれば、「信用乗車」で乗降できます。
乗車時は緑色のカードリーダーにタッチ。
下車時は黄色のカードリーダーにタッチ。
この日の乗客の動向を見ていると、殆どの方がICカードを利用し、各扉から乗降されており、開業当初混乱があったと報道されていた状態は解消されていました。ただ現金での利用者は一定数おられ、その乗車時には各電停で整理券を取り、降車時には一番前の扉から降りるのですが、これはそれなりに時間を要し、電車の遅れの原因となっていました。
もっとも5分も遅れた電車は見かけず、精々数分といったところでした。
宇都宮東口電停から終点の羽賀・高根沢工業団地までの所要時間は48分。14.6キロの距離を考えると、路面電車ではまずまずの表定速度かなと個人的な感想。
車庫のある平石電停付近。いきなり風景がのどかとなり、若干戸惑います。
車庫に向かう線路を分岐。わざわざ併用軌道にしなくとも、専用線で良いと思うのですが、何かしら事情があるのでしょう。
下流で利根川と合流する鬼怒川を渡ります。(平石中央小学校前~飛山城跡(とびやまじょうあと))
釣りを楽しむ人の姿も見え、おっつけこの場所はライトライン撮影地になるのかも知れません。ただこの写真でも写っている柵は、専用線区間ではほぼ全線に渡って設置されており、撮影には工夫が必要となりそうです。
車内で気になったのがこの吊革(つりかわ)。四角形はかなり珍しいと思うのですが、握り心地に違和感はなく、どうでも良い話しですが、吊革の形の研究をしたら面白いのだろうか?などと思って撮影した1枚。
終点の羽賀・高根沢工業団地に3分遅れて到着。想定の範囲内。
風景はまったく異なりますが、印象としてはかつての名古屋市電大江線の終点、昭和町電停を思い出しました。何かって言えば、電停の周囲には工場しかないというのが共通点。
歩道橋上で逆方向を臨む。これから大きく変わっていくのでしょうか?