10:50頃、眼下に奥出雲町の街並みが見えてきたら、もうすぐ出雲三成駅(いずもみなりえき)に到着。
読めそうで読めない「みなり」駅で、1450D備後落合駅発木次駅行きと交換。
木次線のキハ120形には四色のラッピング列車があり、キハ120ー1は「きすき色」+たたら製鉄の灰色の組み合わせ。
たたらをイメージしたイラストあり。
「仁多特産市」が気になりましたが、列車は備後落合駅に向けて発車です。
トロッコの窓枠にいつの間にかお客さんあり。因みに30分ほど経ってから見に行ったらまだここにいたのですが、その内、いつの間にか姿を消していました。
トロッコの先頭はこども達で一杯。普段見ることのない展望に、興味津々と言ったところでしょうか。
そして亀嵩駅(かめだけえき)到着。
この駅で予約していた亀嵩駅そば弁当(並盛り750円)を購入。(要予約)
この駅のそばは、「とにかく美味しい」ことで有名で、今回の「奥出雲おろち号」の旅の目的の一つでした。
列車内で食べることが前提なので、見た目がちょっと味気ないのはご愛敬。
亀嵩駅から2駅先の八川駅(やかわえき)でもそばが買えます。(トロッコそば弁当/730円 予約可 私は前々日に予約しました)
おなじ出雲そばといえども、これほど味わいに差があったのは意外。
そばなら2食でも食べられるであろうと、まあ軽い気持ちからの『挑戦』だったのですが、一般的な大盛りよりも量はあったものの、しっかり味わいつつ私のお腹に収まりました。
それにしても車内で食べるという、普通で考えればそばの状態であったり、どうつゆに絡めるかなどマイナス要素の塊みたいなこの2つのそばですが、それをここまで美味しく出来るのは驚きです。
どちらが私の好みかということは、あまりに私見ですのでこの場に書くことは控えますが、次回、また「奥出雲おろち号」に乗る機会があれば、躊躇なく2つとも注文します。というか、この2つのそばを目当てにもう一度「奥出雲おろち号」と思えるほどでした。