稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

「奥出雲おろち号」の旅(11)亀嵩駅の「亀嵩駅そば弁当」と八川駅の「トロッコそば弁当」。

10:50頃、眼下に奥出雲町の街並みが見えてきたら、もうすぐ出雲三成駅(いずもみなりえき)に到着。

読めそうで読めない「みなり」駅で、1450D備後落合駅発木次駅行きと交換。

木次線のキハ120形には四色のラッピング列車があり、キハ120ー1は「きすき色」+たたら製鉄の灰色の組み合わせ。

たたらをイメージしたイラストあり。

「仁多特産市」が気になりましたが、列車は備後落合駅に向けて発車です。

トロッコの窓枠にいつの間にかお客さんあり。因みに30分ほど経ってから見に行ったらまだここにいたのですが、その内、いつの間にか姿を消していました。

トロッコの先頭はこども達で一杯。普段見ることのない展望に、興味津々と言ったところでしょうか。

そして亀嵩駅(かめだけえき)到着。

この駅で予約していた亀嵩駅そば弁当(並盛り750円)を購入。(要予約)

この駅のそばは、「とにかく美味しい」ことで有名で、今回の「奥出雲おろち号」の旅の目的の一つでした。

列車内で食べることが前提なので、見た目がちょっと味気ないのはご愛敬。

亀嵩駅から2駅先の八川駅(やかわえき)でもそばが買えます。(トロッコそば弁当/730円 予約可 私は前々日に予約しました)

おなじ出雲そばといえども、これほど味わいに差があったのは意外。

そばなら2食でも食べられるであろうと、まあ軽い気持ちからの『挑戦』だったのですが、一般的な大盛りよりも量はあったものの、しっかり味わいつつ私のお腹に収まりました。

それにしても車内で食べるという、普通で考えればそばの状態であったり、どうつゆに絡めるかなどマイナス要素の塊みたいなこの2つのそばですが、それをここまで美味しく出来るのは驚きです。

どちらが私の好みかということは、あまりに私見ですのでこの場に書くことは控えますが、次回、また「奥出雲おろち号」に乗る機会があれば、躊躇なく2つとも注文します。というか、この2つのそばを目当てにもう一度「奥出雲おろち号」と思えるほどでした。

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