福岡市地下鉄七隈線開業初日。天神南駅を3月27日(月)15:45発の電車に乗り、15:49に博多駅着。
祝!七隈線延伸開業!
ところでいうのも何ですが、「福岡市営地下鉄」と言うのかと思っていたら「福岡市地下鉄」なのですね。
名古屋の場合は「名古屋市営地下鉄」で一般的に通っているので、それが全国どこでも通用するかと思っていたらそうでもないことを知り、今回少しビックリ。
それを知ったのは七隈線開業関係を調べていた時。公式サイト名が「福岡市地下鉄」で「あれっ?」と思って少し調べてみたら、どうやら開業当初は一般名称として「福岡市営地下鉄」だったのが途中から「福岡市地下鉄」となったらしいことが分かりました。
博多駅ホームの天神南駅寄りの場所。何とも広大なスペースがあり、その奥に何かがある。
高島宗一郎福岡市長による「福博連理」の銘板。
一瞬、左から読みかけたものの、左隅に揮毫(きごう)者の名前があることから右側から読むものだと気付きました。
久し振りに「福岡」と「博多」という2つのエリアが一つとなった「福岡市」を感じました。
福岡県福岡市のJRの代表駅名がなぜ「博多」なのかという歴史を久しぶりに思い出した次第。
これが名古屋ならばきっと買っていたであろう開業記念のICカード。
至る所にある「博多駅までの延伸開業」への熱い想い。
そして驚いたのは今回の延伸工事中に起きた負の歴史にきちんと向き合っていること。(解説文は読めないと思いますがご容赦下さい)
七隈線が市民に親しまれ、市民の足として、そして福岡市を訪れる方にとって便利な交通手段として多くの利用者があることを願わずにはいられませんでした。
博多駅前の地上出入口。
福岡市地下鉄博多駅で、天神南駅からの乗車券はきっともらえるだろうとは思っていましたが、「領収済」印が押されたのは意外な展開。それにしてもいつからこうした対応なのでしょう?もっとも地下鉄で実際の乗車に使った乗車券を手元に残すという発想がかつてはありませんでした。
その時代はどうしていたかと言えば、最短区間の乗車券を購入し、それを記念に手元に残していたのです。(この写真の「地下鉄博多→210円区間」の乗車券のパターン)
もう一点、福岡市地下鉄博多駅の正式名称は「博多」駅なのですが、この乗車券では「地下鉄博多」と印字されています。JRとの区別のためでしょう。