稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

ニューカッスル・ライトレール(Newcastle Light Rail)に乗った!

ニューカッスル(Newcastle)市。Australian Bureau of Statistics(オーストラリア統計局)のデータによれば人口は348,539人(Newcastle Latest release 2021 Census All persons QuickStats)

ニューカッスル市の玄関、ニューカッスルインターチェンジ(Newcastle Interchange)駅。今回メイトランド駅から乗ってきたハンター線(HUN Hunter Line)と、シドニーとを結ぶセントラルコースト&ニューカッスル線(CCN Central Coast & Newcastle Line)の終点(起点)。

2017年10月15日に開業した新しい駅。と言ってもここの路線が新線ということではなく、「Newcastle Interchange is a transport interchange serving the city of Newcastle」であって、ようするに「As part of its plans to revitalise the Newcastle central business district」(Wikipedia参照)。

意訳すると「ニューカッスルの中心ビジネス地区を再活性化する計画の一環として、交通の結節点として整備した」とのこと。

かつてはこの先にニューカッスル駅があり、そこまでの鉄道があったのですが、それを廃止し、この地にInterchangeを作り、市内中心部への足として路面電車(ニューカッスル・ライトレール/Newcastle Light Rail)を開通させたのです。

ニューカッスル・ライトレールの開業は2019年2月17日。

電停での停車中のみ給電する架線レスシステムとなっています。

新しいLRT(次世代型路面電車システム/Light Rail Transit)全般に言えることですが、車内は広々としています。

そしてこの写真を撮っていて気がついたのが

広大な荷物置き場。路面電車でこれだけ広い荷物置き場を見たのはここが初めてです。

さて14:30、いよいよ出発です。

因みにこの電車への乗車を勧めてくれたのは先述のHさん、Mさんです。多謝。

車内にある路線図。全長2.7キロ。停留所は全部で6か所で、平日の日中と、土日祝は終日15分間隔で運転されています。

車内で一際目立った表示。「Tap off every time after exiting」つまり「降りる時にオパールカードのタップオフを忘れないでね」。

実は、下車時のタップオフを私は1度忘れたことがあります。(どういうシステムかは分かりませんが、ちゃんと課金されていました)

このLRTの特徴としては、もともとあった鉄道線を活用せず、平行してあった道路に線路を敷設したこと。

その理由の追究は私にはハードルが高すぎるので、ここでは書きません(書けません)が、ご容赦下さい。

新旧の建物が入り交じる街を電車は快調に走ります。

さして広くない道路にどうして線路があるのか不思議な感じです。

10分少々(定刻では12分)で、終点のニューカッスルビーチ(Newcastle Beach)電停に到着です。地図で見るとこの直ぐ右側にそのビーチがありました。

ネットで調べた限りですが、ここから先の延長は無いようです。

さてここからは撮影をしがてら戻ることにしました。

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