稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

VSE夢の2編成で“追いかけっこリレー(3)禁断の扉が開かれた。

今回はミステリーツアーの報告なのですが、結構詳しく書いています。ただ、と言うかせめてもの楽しみで、いつもは書いている時間を入れていません。何時頃だろうとか、推理しつつお読みいただければ幸いです。

新百合ヶ丘駅の新宿方面には、多摩線の折り返し用の引上線が2本あります。駅の構造上、可能と言えば可能なのでしょうが、そもそも誰がそんなことを思いついたかと言いたい、引上線への同時進入。動画でお見せできないのが残念です。

続いて乗務員さんのアナウンスに騒然とする車内。

何と禁断の扉が開き、階段が降りてきました。

小田急電車に詳しい方にお聞きしたところ、通常の営業運転でもまれに見ることはあるそうですが、その確率はほぼゼロに近いのでは無いかとの事でした。 

新百合ヶ丘駅からは小田原駅方面に向かうので、1号車(ここからの先頭車)の運転席に運転士さんが必要なのは自明の理。ただ私は、てっきり唐木田駅からスタンバイしているものと思い込んでおり、思い掛けないサプライズ。

名鉄のパノラマカーの車内にも運転席に出入りする階段がありましたが、そこから運転士さんが出入りすることはまずありませんでした。いつもは車外の階段を使って運転席に出入りしており、私自身は取材の折に、その階段が使われるのを1度だけ見たことがありますが、本当に例外だったと思います。

GSEが通過していく。先頭軍団は動画撮影中。

小田急3000形。名古屋では見られない1,600ミリ幅の両開き扉。つい撮影してしまった。参考までに名古屋エリアで最大(多分、合っている)の名鉄5700系のドア幅は1400ミリ。

相模大野駅でしばし停車。輻輳(ふくそう)するポイントと、それを渡っていく電車を見るのは好きです。

相武台前駅で、この駅まで先行の第1編成「がっつり行路編」を追い越す。なるほどの追いかけっこ。

素朴な疑問。回送電車、運転停車も含め、各駅停車しか停まらないこの駅にVSEが停まったことはあるのだろうか?

(余談)駅名の相武台前ですが、何の「前」なのだろうと調べたら陸軍士官学校のことで、相武台とは天皇から士官学校に下賜された呼称でした。なお駅名の相武台前は、昭和16年までは士官学校前でした。

話しは変わって2020年12月19日の近鉄八田駅。近鉄の場合、入出庫の特急車両の待避はあります。

カテゴリー

アーカイブ