今日は鉄道と言うよりは、地名の由来の話し。
場所は今池交差点。
地名の「今池」を考察します。
まずはこの赤丸の中にある千種区役所設置の解説。
「馬池」がなまって「今池」となったとあります。
一方、その反対側の今池ガスビルの前にある「今池の歴史」。
1846(弘化3)年の古井村の村絵図(徳川林政史研究所蔵)には、「馬池」ではなく「今池」があります。
●1898(明治31)年10月「名古屋市実測図」(所蔵:NPO法人名古屋レール・アーカイブス)
この地図には「今池」があります。
●1902(明治35)年8月15日「名古屋熱田明細地図」(所蔵:NPO法人名古屋レール・アーカイブス)
前の地図よりも後年の出版ですが、「馬池」となっています。
結局、「今池」が先か、「馬池」が先かは諸説あるようですが、こうしたことを見つけることも「地図」を見る楽しみだったりします。