GPSゾンデによる高層気象観測。何だかとても難しそうなお話し。
以下、南大東島地方気象台のウェブサイトから転載。
「南大東島地方気象台のGPSゾンデ観測は、気象測器をゴム気球に吊るして飛ばすことで上空の気温・湿度・気圧のデータ信号をUHFアンテナにより受信しています。また、風向風速の観測は、GPS衛星の測位信号を利用して観測しています。」
分かるような分からないような。
南大東島地方気象台。
その敷地内にある集合型GPS高層気象観測装置の入っている建物というか、見た目はコンテナ。
この装置が何かは
「検索:南大東島地方気象台 高層気象観測(ラジオゾンデ観測・ウインドプロファイラ観測)」
でご覧下さい。
ともかく朝8時半になると、まず「コンテナ」の屋根が開きます。
そして突然、気球が飛び出し、大空を目指します。
そして気球はいつしか見えなくなりました。
気象庁では、全国16箇所の気象台で、毎日決まった時刻にGPSゾンデによる高層気象観測を行っているとのことですが、気球を飛揚する(飛ばす)ところを間近に見られるのは、どうもここ南大東島地方気象台の朝のみのようです。
この日(6月27日)の見学者は私も含め3名。
天気予報には、上空の大気の状態の確認が必要である事は、頭では何となく理解出来るものの、こうした一連の地道な観測の積み重ねを見ることで、なるほどと何となく分かったような気分にさせてくれました。
さてこれから南大東島から北大東島に渡ります。その前に…。
大東そばと大東寿司のセット。名物に美味いものあり。
人気店のようで、次から次にひっきりなしのお客さん。早めに入って正解でした。
さて南大東島から北大東島に移動します。
RAC735便、北大東空港経由那覇空港行き。
南大東空港のエプロン。
特段何かがあるわけではありませんが、ただこれだけでも南国らしさを感じるのは、私がこの場にいたからでしょうか。
定刻での所要時間は20分。
離陸時から北大東島は見えています。
南大東空港離陸から、北大東空港に着陸した瞬間までの時間は、手元の時計で10分もかかっていません。
日本で一番短い航空路を思いっきり体感しました。
(南大東島のおまけ)
島で唯一の信号機。子ども達の経験用に設置してあると聞きました。