9月29日(日)。この日の朝の集合時間は10時。ならばいざ出掛けん。
朝8時過ぎ、ホテルを出発。
おはよう。今日も元気でね。
タクシム広場(Taksim Meydanı)。何の旗かは不明。最初は、万国旗かと思ったのですが…。
エレベーターで地下に下ります。
目的はイスタンブールの地下ケーブルカー/フニキュレル(Füniküler)。
今回はF1系統/タクシム(Taksim)駅~カバタシュ(Kabataş)駅に乗り、トラム(Tramvay)T1系統の起点、カバタシュ電停付近を散策しました。
ところでこのフニキュレルは2006年6月29日の開業。日本では見られない都市交通機関としてのケーブルカー。
検索しても出てこないので結論づけることは出来ませんが、世界でもっとも最近、開通したケーブルカーの一つと言えるはずです。
日中の運転間隔は5分。地下鉄東山線の平日日中の6分間隔よりも短く、その利便性は言わずもがなです。
なお所要時間は手元の時計で、2分半程度。
段差のある車内は如何にもケーブルカー。
ホームは階段状の構造ではなく、日本では見慣れない光景。ただこうして見ると車体との“ズレ”が良く分ります。
カバタシュ駅に到着。
この角度で見ると本線の勾配が分ります。
カバタシュ~タクシムの文字がホーム面の角度に揃えられており、それで改めて分ったのは窓ガラスも水平ではなく斜めに取り付けられていること。私の知る限り、日本で同様の例はないと思われます。
また全線が地下を走るケーブルカーは日本では立山黒部貫光黒部ケーブルカーのみで、これも珍しいでしょう。
※青函トンネル竜飛斜坑線については、体験坑道駅は地下ですが、青函トンネル記念館駅は屋内の地上駅と判断しています。
カバタシュ駅界隈のジオラマ。
イスタンブールを訪れる機会があれば是非、乗ってみて下さい。