稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

林鉄フェス2024(長野県王滝村)(1)『御嶽山噴火災害犠牲者慰霊碑』。

2024年10月6日(日)、千種駅から木曽福島駅を目指します。

しなの1号(名古屋駅発07:00)に、柔らかな朝の光が差しています。

もうすぐ上松駅。

しなの1号は南木曽駅、上松駅にも停まる、長野県の県域特急でもあります。

上松駅の西側には、木曽森林鉄道の車両が保存されています。一度近くで見学したいと思いつつまだ実現していません。

木曽福島駅下車。

改札口の手前にあった315系の「ようこそ木曽路へ」。まだ何となく馴染めません。

そしてここ木曽福島駅前で友人の車にピックアップしてもらい、向かうは長野県王滝村の松原スポーツ公園。

本日の「林鉄フェス2024」の会場です。

王滝村への訪問は、1979(昭和54)年10月28日の御嶽山噴火の取材以来のような気がします。ただそれ以降、もう1、2度来ているかも知れません。

ところで御嶽山噴火でなぜ中京テレビが取材したのかですが、当時、系列のテレビ信州はまだ開局しておらず、長野県木曽エリアでの突発的な事件、事故などは中京テレビがカバーすることになっていました。

その関係で、私は発災当日、先発隊がすでに入っていた王滝村に、取材用の機材(補充)を持って中央本線夜行のきそ号に乗り、木曽福島駅から王滝村までタクシーで向かいました。

1984(昭和59)年9月14日発生の長野県西部地震(M6.8)の際は、テレビ信州開局後ではありましたが、大災害ということもあり、隣接エリアの放送局として取材スタッフの応援を出していました。

そして皆さんの記憶にある大災害、2014(平成26)年9月27日発生の御嶽山の噴火。

死者・行方不明者合わせて63名の『御嶽山噴火災害犠牲者慰霊碑』は、「林鉄フェス2024」の会場であるここ松原スポーツ公園にあり、私だけでなく、イベント参加者の方が手を合わせていました。

丁度この方向に御嶽山はあり、雲が途切れれば正にここに山頂の姿が見えるのです。

イベントの模様は明日、アップします。

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