稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

「樽見鉄道」の運転体験ツアー(4)運転体験。

樽見鉄道の運転体験は、2011(平成23)年3月13日に始まりました。その日は甚大な被害が出た東日本大震災の2日後。樽見鉄道としては、本当に開催するかどうかを何度も悩み、その上で開催を決めたと聞いています。

その時に運転した車両はこのハイモ230-314 モレラ岐阜ラッピング。実はこの時の運転体験に私は参加しています。

10年以上前の事ですので、どんな手順で操作したかが、何ともハッキリしない。

まだ50歳代。現役の時代。

この時の運転体験に際し、樽見鉄道の担当者さんから、「どんな運転会になると嬉しいですか?」と問われ、「300メートルの距離があるので、せめて150メートル毎のブレーキ体験をしたい(なんなら100メートル毎でもOK)」「ちゃんとした停止位置に停めることが運転会の醍醐味」と言った内容をお伝えしたところ、早速その日の運転会から小刻みブレーキ体験がスタート。樽見鉄道さんの対応流石!と思いました。

(解説)

当初の説明では、300メートルを走る×2回の予定でしたが、それが往路は150メートル×2回、復路は300メートル1回となりました。

で、その私ですが、そんなに上手く停められるはずがなく、オーバーランとベリーショートという惨憺たる結果だったことだけを鮮明に覚えているという体たらく。

2023年4月30日の運転体験の車両は、ハイモ295-516。

ホーム西側のこの場所と、跨線橋を越えた地点との間を、150メートル×2回=300メートル運転します。

北側の出発地点から見た体験運転コース。

ここが終点。ところで樽見鉄道の体験運転の距離は、先にも書いたとおり300メートル。この300メートルというのは、体験運転を開催している鉄道事業者さんの中でも長い方です。かつて貨物輸送があり、その側線が残っていたからこそ実現した距離です。

ハイモ230との違いはいかに。

段取り一覧。これを見て一つづつ先に進みます。

汽笛一声、出発進行!0.5秒よりは長かったと思う。

指導を受けて恐る恐る動き出します。

無事終了。

自分の運転に点数をつけると3~40点もらえればオンの字のレベル。

本巣駅の窓口で購入した帰路の乗車券。日付部分は印ではなく手書き!

記念品は運転士バッジ。次回はもう少し長い距離、せめて2往復はしてみたい。

(家への土産)

大垣名物水まんじゅう。季節限定。

カテゴリー

アーカイブ